◆ ？ × 黒 始まり ページ16
？
喋るだけで ぷるんと誘惑する唇
吐息を吐けば どんな風に艶を増すんだろう
照れて赤く染まる 白い頬
熱を持てば どんな風に火照るんだろう
ストイックに鍛えた肉体
僕の指先で撫でれば どんな風に跳ねるんだろう
グラスを握る 白くて長い 綺麗な指先
僕の欲望を握らせたら どんな風に感じさせてくれるんだろう
そんな邪な僕の思いは 全部僕自身の独りよがりなんだろうか
「メシ 行くか？」
「あー、」
すばるくんと交わしている 僕の耳に入る距離での 小さな約束
僕も仲間に入って良いよね
「僕も一緒に行って良い？」
「おお、久々やん」
「ええよ、個室のある焼き鳥屋見つけてん 予約して来るわ」
楽屋の隅に置かれたバックから スマホを取り出し 嬉しそうに店探しをする姿
「で？お前らは何を企んでるんや？」
さすが と言って良いんやろうね
「お前ら・・なんだ？」
僕より もっと以前から 彼を見守るすばるくんは気付いてる
「アイツ自身が気付いてるんかは不明やけどな」
予約できた なんて緩む頬を必至に隠す 可愛い姿
「ま、後はお前次第やろ」
「今日は俺は遠慮しときますわ」
意地悪な笑いを残して 亮に意味深な視線を送るこの人の 素っ気なさが僕は好きだ
「僕、すばるくんのそういう所 好きやで」
「めんどくさ・・俺のこと 巻き込むなや」
ククッと笑って 亮に近付いて行くすばるくんを見て
「なんやねん、俺 ジャマしたん？」
歪む瞳で僕を見詰めるこの人は きっと僕のことが 好き
「今日は２人で 焼き鳥行こう」
優しく微笑みを向ければ ほっとした顔で揺らぐこの人のことが 僕は 好き
誘惑する唇も
魅力的な白い肌も
官能的なだけの肉体美も
エ ロさが増すだけの指先も
全部 全部 僕にちょうだい
「僕も好きだよ・・・横山くん」
「なに言ってんねん」
一晩かけて 僕が 素直にさせてあげる
「行くぞ！・・・ヤス」
背を向けても 覗く真っ赤な耳が証
今日で 横山くんは 僕のモノ・・・
♡♡♡
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madoromi(プロフ) - 有難うございます！結局の所 亮ﾁｬﾝへのLove songsだよね...♪*ﾟ (2017年9月11日 0時) (
レス) id: d3b9572964 (このIDを非表示/違反報告)
Kaco(プロフ) - んふふ。madoromiさんのセンス。素敵です！！ (2017年9月10日 22時) (レス) id: 31a7e45c70 (このIDを非表示/違反報告)
madoromi(プロフ) - Kacoさん» 有難うございます！いつもコメント励みにしています♪最近の亮ﾁｬﾝが可愛すぎてヤバイ！！腐妄想ダダ漏れで また楽しんでもらえるように頑張りますね♪ (2017年8月2日 21時) (レス) id: d3b9572964 (このIDを非表示/違反報告)
Kaco(プロフ) - 愛され亮ちゃん、そして柔らかな雰囲気。今回のお話もめちゃ素敵。すごく好きです(≧▽≦) (2017年7月25日 20時) (レス) id: 31a7e45c70 (このIDを非表示/違反報告)
madoromi(プロフ) - Kacoさん» キャーッ！有難うございます！めっちゃ嬉しい(∩∀｀*)♪また 楽しんで頂けるように頑張りますねえ♪ (2017年3月11日 23時) (レス) id: d3b9572964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：madoromi
| 作成日時：2017年1月8日 18時
