駄「テスト勉強が忙しくてなかなか更新できなくて悲しい。」貴「君がもっと勉強できればいい話だと思うよ?」 ページ33
〜桜第一小学校〜
一つ良いだろうか。
小学生の内容(まあ小学校だから仕方は無いが)簡単過ぎる。
今は算数の時間。
私は練習問題を解き終わり、窓を眺めていた。
どこか他のクラスは体育の時間なのか、校庭でサッカーをしている。
おおもり山方面の道を見ると、子供が一人歩いていた。
あれは……。
ガタガタガタッ!!!!!
私は急に立ち上がる。
先「だ、大蛇!?どうしたんだ?」
大蛇「マオ……。」
皆の目線が私に集まる。
そんなのも気にせず教室のドアを開け、外へ飛び出した。
A「ちょ、大蛇…君!?」
Aの声が聞こえた気がするが、気にしない。
おおもり山……妖魔界の入り口がある場所。
まさか妖魔界に行こうとしているのか……!?
だったら、止めなくては。
急げ。急げ。急げ!
余りに急いだもので、途中から妖怪に戻っている事さえ、気がつかなかった。
〜おおもり山 ご神木〜
ご神木の前に、マオの姿。
オ「マオ……。どう…して…ここ……にい…る?学校……は……?」
マ「まさかオロチ、僕を追いかけて来たの…?」
オ「ああ。教室の窓からお前が見えて……はやく帰るぞ。」
すると、マオは静かに首を横に振った。
マ「僕、オロチの役に立ちたい……だけど無力のままじゃ何も出来ない。
だから力を貰いに行くんだ。レイの元に……。」
オ「レイ……だと……!?何故それを知っている……!?」
マ「どうでも良いよ。そんなこと。じゃあね。」
こちらに向かってマオはニコリと微笑むと、扉の向こうへ消えて行った。
私も入ろうとするも、結界が張られているようで、弾かれ入れなかった。
私は土蜘蛛殿の元へ飛んで行った。
駄「今日の授業参加、当てられまいと思っていたら一番最初に当てられた件について。」←貴「運が悪いね!」←オ「御愁傷様」←駄「酷っ!?」←→←貴「やばい夏休みの感想画、私のRPGヤマタノオロチが選ばれた……。」←オ「夏休みに何てもん描いてんだお前は。」←
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