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episode9 ページ10

シ 「 わりぃ!わりぃ! 」


ン 「 まったくも〜 」



(( やっぱ宅配便とかだったりしたのかな? ))


(( この時間に宅配便かな? ))



そう。それでいい。




ザ 「 シルクなんだったの〜? 」



こいつ…
事情分かってるくせに煽るようなこといいやがって…



シ 「 まぁ… 色々とな!! 」


あやふやな答えを返す。




(( 色々って何〜!?! ))


(( シルクの発言が気になりすぎる〜w ))


まぁこんな感じでいいだろ。

さぁ時は満ちたな。




シ 「 …(コクッ」




無言で俺はカメラ外にいるそいつに合図する




シ 「 実は〜…!?!」


「「「「実は〜…!?!?」」」」





『 あ、始まってました? 』




とぼけながらカメラ内に来るそいつ。




『 … どーも ^^ 』




さぁどうだ???



(( え!?は!?え!?! ))



(( 今日居ないんじゃないの!?! ))



(( shiroくん!? ))


(( shiroくんだぁ〜(;_;) ))



(( もしかしなくても今来た感じ?w ))




シ 「 題して!

せっかくの記念日にshiroだけ居ないと思ったら後からひょっこり現れるドッキリ〜!! 」




ウオタミさんへのドッキリ
大成功だな!




ーーーーーーーーーーーーーーーー
shiro side.



ピーンポーン


インターホンを鳴らして
すぐにシルクが出てきる


シ 「 おせぇ… 」


なんて睨みをきかせてくる
その顔やめなよ嫌われちゃうよ()
なんて思いつつ



『 予定より遅くなったね 』



なんて微笑んでやれば



シ 「 …まぁ入れ。始まってるからな (ニヤッ」



いつもの調子に戻る彼。




あ〜悪いこと考えてる顔だ〜

なんて頭で思いながら

部屋に入った。




記念日だから生放送って聞いてたけど
まさかの全員集合だったのか


…嬉しいな。


って思ったけど、悔しいから言わない。


言わなくても

俺の想いは伝わってるだろ?



シ 「 実は〜…!?!?」



「「「「実は〜…!?!?」」」」



皆の合図で俺もカメラの前に出る


『 あ、始まってました? 』


なんてわざとらしく言ってやる。


あ〜…こういうの久しぶりだ。



『 …どーも ^^ 』



そう挨拶してやれば
あれるコメント欄


皆さん



ヒーローは後からやってくるんですよ。

知ってます??


なーんてね。

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作者名:くぅちゃん | 作成日時:2020年3月4日 1時

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