episode5 ページ6
放課後になった。
ガヤガヤと
帰りの準備をしている。
モ 「A〜、そのまま土手行く？
それとも一旦家帰る？」
今日初めて会ったはずなのだが…
何だこの距離の近さは…
『…どこか分からないから
…このままモトキについて行っていい？』
そうだ。
この街に来たのはつい一週間前。
1人で出歩いたのは今日が初めて。
家の場所は調べたら帰れるけど
土手？とかいう場所がどこか知らない。
モ 「 そっか…そうだよね…
なら一緒に行こっかぁ〜」
なんて言いながら手を差し伸べてくる。
…こいつどこまで優しいんだ？
『… ありがとう』
初日だから素直になりきれない俺を許して。
そうして俺は
モトキと一緒に土手に向かって歩いた。
特に会話のないまま歩いて
土手に着いた。
ン 「 おっ！早いね〜！！」
あ、ンダホだ。
ン 「 んん？ ンダホだよ〜^^」
今の声に出てたみたい。
なんかニコニコ笑ってる。
シ 「 わりぃ！遅くなった！」
ダ 「 そんなに遅くねぇだろ！」
ザ 「早いほうじゃない？」
みんな家に帰らずそのまま来たんだろう。
あと来てないのは…
モ 「ぺけたん、まだ来てないね？」
ぺけたん以外は揃いました。はい。
先に遊んでるか〜！なんて言いながら
シルクを先頭に土手に走っていく皆。
とりあえず俺は…
『 … ここに座って様子見てる』
まずは、様子見からでしょ。
10分くらいたった頃かな。
？「 やっぱみんな来てるよなぁ〜 」
後ろから声がしたのは。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くぅちゃん | 作成日時：2020年3月4日 1時
