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episode4 ページ5

? 「 お待たせ〜!」


モ 「お待たせ〜!」


モトキに手を引かれながら
一緒に中庭までやってきた。


そこにはモトキの友達?と思わしき人達が…

4人…?? …ねぇ思ってたよりも多いよ…

俺無理…………


? 「 モトキ?その隣誰だ?」


早速聞かせた。


わざわざ立ち上がり俺に近づくと
ジロジロと俺の顔を覗き込む。


…やめろジロジロ見るな



? 「 …外国人か? 」



まぁそうだよな。



モ 「 イギリスから引っ越してきたんだって。

俺友達になったからさ〜!
みんなにも紹介したくて!」



友達になったからさ〜!って
そんな自慢しなくても…()


? 「 へぇ〜 …」


『 …あんまジロジロ見ないで』


しつこい視線が嫌になりそう言い放つ。


? 「うおっ!?喋った!?」


いやなんで喋っただけで驚く!?



『 … 俺も人間だ。口もある。喋るのは普通だろ』



そうだ。正論を述べてやる。



? 「 あぁそうだよな、わり!

おれ、みんなからシルクって呼ばれてる!

だからお前もシルクって呼んでいいぞ!」


肩をポンポンっと叩かれ

よろしくなって笑顔を向けられる。




……あぁこいつもだ。

モトキと同じ。


俺を物珍しくみない。
変わった人だ。


『 …俺はA 。…よろしく』


俺がそう言うとその場に居たやつ全員が

「「「「A!!」」」」

と叫んだ。


『 … うるさっ』



馬鹿だなぁと笑ってやる。



シ 「 やっと笑ったな(ニカッ


これからよろしくな A」



この笑顔
落ち着くなぁなんて

俺この数時間で変わり果ててないか?


人が嫌いなはずなのに…


俺…


こいつらが好きかもなんて…




あぁこれじゃまるで



俺まで変わった人じゃねぇかよ。





シ 「 全員の名前覚えたか!?」



ご飯を食べ終わったあと
そう話しかけてくるシルク。


『 … 覚えた。


シルク 、モトキ、 ンダホ、 ぺけたん、 ザカオ、 ダーマ


…合ってるか?』


シ 「合ってるよ!覚えるの早いな!」


なんて褒めてくれる。
褒めるの好きだねあなた達は((



シ 「今日放課後、土手に集まって遊ぶんだけど、Aもこいよ!」


『 … うん、分かった』


シ 「 っしゃ!」


放課後が待ち遠しくて
午後の授業が頭に入らなかったのは

…内緒にしといてね。

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作者名:くぅちゃん | 作成日時:2020年3月4日 1時

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