白と黒【 Fischer's 】 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:4,152 hit

episode3 ページ4

キーンコーンカーンコーン

お昼休みになった。

モ「 A～！一緒にご飯食べない？」

当たり前に声をかけてくれるの
有難いなって…

まぁこん時の自分は思ってなかったけどさ
今になったらすごく思うなと。

『 …食べる』

モトキと関わることで
なにか変わる気がした。

なんとなくね。

？「モトキ～！」

すると遠くからモトキを呼ぶ声。
どんどん近付いてきてる…よね…？

モ「おぉ～！なに～？｣

？「シルクが一緒にご飯食べないかって言ってて、誘いに来た～！」

ノリが小学生だなこいつ()

モ「おぉ～！！！いいねぇ！行くよ！」

…なんだモトキ行くのか。
なら俺一人じゃねーか。

なんて思っていると手を掴まれる。

『 …？』

その正体はモトキで。

『…なに？』

と聞くと

モ「一緒に行こ！俺の友達にも紹介したいし！」

と笑顔で言い放つ。

やっぱりこいつ変わってやがる。

？「モトキ、誰ぇ？」

ほら困惑してんぞ～もう1人が。

モ「みんなのとこ言って話すよ！

ほらA、行こ！」

『 …うん』

まぁこういう強引なところも

彼の魅力の一つなのかもね。