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篤人「最初は何買うの？」
私「うーん、家具？」
篤人「家具屋さんなら、あっちだと思う。」
また手を繋いで向かう。
・・・これ、どっから見ても、カップルだよね？
突然出てきた疑問に戸惑う。
・・・ま、いっか。
家具屋さんに入ると、ベッドとか、机やテーブルとか、まあ、いろんな家具が並べられてあった。
私「うわー。めっちゃある！」
篤人「どれがいいの？」
私「寝相悪いから、大きめがいいな。」
篤人「それは？」
私「いいね。」
良い感じのベッドをピックアップしていく。
篤人「あー、俺も買おっかなー。」
私「どうして？篤人あるじゃん。」
篤人「いや、（人１）のゲストルームに置くヤツ。」
私「は！？置くの！？」
篤人「え？だって、（人１）も俺のゲストルームのベッドで寝たじゃん？俺も時々泊まりに行くつ もり。」
私「そーゆーことなら、私が買ってあげましょう！」
篤人「太っ腹！」
私「じゃあさ、私とお揃いね？」
篤人「お好きにどうぞ。」
私「じゃ、これで！」
ビシッと指差したのは、篤人がさっき言ってたベッド。
篤人「これでいいの？決めるの早くない？」
私「いーの！(笑)」
その他にも、テーブルや、椅子とか、篤人のより負けないソファ買ったり。
篤人「結構買ったね。届くのいつ？」
私「明後日。」
篤人「もう帰れる？」
私「・・・もう少し、服買っても良い？」
私は胸の前で手を組み、懇願する。
篤人「・・・少しだけね。」
篤人は仕方なさそうに承諾した。
私「やった。」
その後３０分ぐらい、服を買を選んだ。
篤人はコメントをくれるわけでもなく、店の外で待ってたけど。
私はショッピングモールを出て、とても大変な事に気付いた。
告白は・・・！？
しまった。
買い物に夢中で、忘れてた。
いつ、何処で言おう？
なんて言おう？
冷や汗が背中を伝う。
篤人「（人１）？」
私「は、はい？」
篤人「これから、俺のドイツで一番のお気に入りの場所があるんだけど、そこ紹介したいから、こ れから寄っても良い？」
もう夕方で、暗くなりつつある。
篤人の横顔が、オレンジ色の夕日で照らされた。
私「いいよ？」
篤人は嬉しそうに、
篤人「ずっと、（人１）に見せたかった。
俺の秘密で、超癒される絶景。」
と人差し指を口あてながら。
無邪気な笑顔で。
その笑顔を見ると、告白のことは頭から吹き飛んだ。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
