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篤人「ねー、まだですかー？
早くしてもらわないと、練習遅れちゃうんですけど。」
私「今行くー！」
今日も、こんなやり取りが飛ぶ。
私がもっと早く化粧をすればいいんだけれど、この毎日の会話が私にとって至福の時間。
午前中に、篤人の練習風景を見る。
頼んだら、渋々承諾してくれた。
私は日傘を持つと、玄関から出た。
ドイツの天気は、快晴。
私「サッカー日和だね。」
篤人「まあね。」
２人で篤人の車に乗り込む。
車を運転する篤人に話しかける。
私「明日は空けといてね。
買い物に行くから。」
篤人「・・・やっぱ？」
私「もちろんです。」
篤人「・・・(泣)」
：数十分：
篤人「はい、お嬢さん、着きましたよ。」
私「ありがとう。」
車から降り、今日も練習風景を賑やかに見ているファンの方の方に行く。
篤人「あれ、ベンチまで来て見ないの？」
私は日傘を開きながら言う。
私「うん。私もウッチーのファンの１人ですので。」
日傘を開いているので、篤人の表情はわからない。
篤人「・・・そ。
じゃあ、行ってくる。」
私「頑張ってね、篤人。」
篤人「・・・ん(照)」
篤人は駆け足で行ってしまった。
私もファンの人達に押し潰されそうになりながらも、よく見えそうなポイントに立つ。
すると、シャルケを観に来たであろう、男の子が私に話しかけてきた。
男の子「ねぇ、お姉ちゃん。」
私「うん？」
しゃがみ込んで、男の子の目線に合わせる。
男の子「お姉ちゃんって、ウッシーの彼女さん？」
ぽんぽん、と男の子の頭を撫でる。
私「そうなりたいんだけどね。」
男の子は安心したように笑うと、どこかへ駆けていった。
立ち上がり、見送る。
彼女になりたいよ。
なれるのなら。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
