６９ ・ 篤人 ページ21
練習から部屋に戻る。
パソコンを開き、麻也にSkypeをつなぐ。
・・・麻也、出てくれるかな。
てか、出てもらう。
しばるくすると、完全につながった。
麻也「・・・もしもーし。篤人ですよねー？」
篤人「よ、顔長。」
久しぶりに会った麻也は、いつも通り顔が長かった。
麻也「マジで顔長とか言われたら傷つく。
てゆーか、篤人からSkypeしてくるとか、珍しい。」
篤人「ま、いいから。
今日はちょっと相談に乗って欲しいんだけど。」
麻也「え、どうした。まさか、ベンチ外になって、俺に慰めて欲しいとか？」
篤人「ばか。黙れ。」
こんな調子でぐだぐだと会話をする。
むかつくけど、（人１）と同じで、麻也と一緒に話すと、素の自分が出てくるような気がする。
篤人「あのさぁ、」
麻也「あ、わかった。好きな人が出来た。」
篤人「・・・。」
麻也「正解っしょ？」
篤人「・・・まあ、な。」
麻也「どんな子！？どんな子！？」
篤人「・・・高校の同級生。」
麻也「可愛い！？」
篤人「・・・。」
麻也「あ、すっごい美人さんで、可愛いのね。」
篤人「・・・ん。」
麻也「で、その子に告白したいと。」
篤人「・・・。」
麻也「でも、どうやって告白したらいいか、わからない。」
篤人「・・・。」
麻也「普通に告白すればいいと思うよ。」
篤人「・・・普通って？」
麻也「篤人はイケメンだから、普通に告白しとけば大丈夫だって。」
篤人「・・・そーか？」
麻也「うんうん。あ、でもジャージは駄目だよ。」
篤人「どうして。」
麻也「ジャージなんて、幻滅ぅ〜。」
篤人「きもい。」
麻也「で、聞くことはこれだけですか？
俺は今から奥さんとラブラブしないといけないんです。」
篤人「爆発しろ、リア充。」
麻也「不発。
ってことで、ま、篤人君、ガンバ！！」
篤人「・・・。」
ぶちっ。
Skypeを切ると、ソファの上に寝ころんだ。
ジャージは、駄目か・・・。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
