６１ ・ 篤人 ページ13
メンバーに気付かれないように、こそこそとロッカールームに入る。
が、
メンバー「よお！ウッシー！なんだ、目が赤いぞ！？」
篤人「五月蠅いわ。」
そっこーで気付かれる。
メンバー「どうした。彼女さんと喧嘩でもしたか！？」
篤人「してねぇよ。てか、彼女いねぇし。」
自分で言って、自分で悲しくなる。
メンバー「ま、恋もサッカーも頑張れ、ウッシー！！」
篤人「だから、黙れって。」
ごちゃごちゃ言い合いながら、ユニフォームに着替える。
こんな時に、麻也がいればな・・・。
麻也っていうのは、俺の召使いで、俺の・・・、友人。
麻也になら、このことを愚痴れるのに。
・・・今日、Skypeしてやるか。
１人遅れて、外に出る。
７月の太陽が、ギラギラ輝いている。
眩しいっつーの。
手をかざしながら、練習場を見渡す。
今日も、ファンが見ている。
その中に、
篤人「・・・（人１）・・・？」
どうして。
メンバー「おーい、ウッシー、早く来いって！」
メンバーから声がかかり、後ろ髪を引かれながら監督のもとに集まる。
監督「今日は、試合の合間に、インタビューをしてもらう。
１人１人個人でしてもらうからな。」
やっぱり。
その為に（人１）は来たんだ。
彼女に、俺がサッカーしている姿見せるの、何年ぶりだっけ。
中学、高校の時も、彼女はバスケばっかで、なかなか試合にも観に来てくれなかった。
真由に無理矢理連れて来られたとき、俺の周りには女子が一杯で、彼女に声を掛ける事なんてできなかった。
でも、笑顔を見せると、ぎこちなく、笑ってくれた。
今日も、あの時みたいに目が合ったら、笑い合ってくれるかな？
俺なりに頑張るんで。
ギュッと、足をスパイクに押し込んだ。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
