５０ ・ 篤人 ページ2
（人１）「ふわぁぁぁぁぁぁ。」
大きな息を吐きながら、彼女は俺のお気に入りのソファに倒れ込む。
・・・俺が今、横になろうとしたのに。
（人１）は気持ちが良さそうに、大きく伸びをする。
篤人「あのー、いきなり人のお家に入ってきて、人のお気に入りのソファに勝手に寝っ転がるの、 止めてもらえませんかー？」
ぺちぺちと（人１）の頭を叩いてみる。
・・・あーあ、また俺の天の邪鬼が出てしまった。
いきなり人のお家に入ってきてもいい。
人のお気に入りのソファに勝手に寝っ転がってもいい。
てか、一生ここにいてもいい。
いや、いて欲しい。
でも、天の邪鬼な俺にはそんな事、さらりと言えるわけが無く。
（人１）「うーるーさーいー。このソファ、気持ちいい。」
篤人「なら、早く家具揃えたら？俺が寝られませーん！」
いや、俺は寝られなくていい。
君がいれば、床でも道路でもくつろいでみせる。
（人１）「・・・だって、家具買っちゃったら、ここで横になる機会減っちゃうでしょ・・・？」
心配そうに、上目遣い。
・・・レッドカード。
それに、どういう事？
ただ単に、このソファに寝っ転びたい、ってだけ？
それとも、俺に・・・？
（人１）の頭に手を乗せ、くしゃっと撫でてみる。
篤人「いつでも、来ればいいじゃん。」
（人１）「・・・え？」
不思議そうに、俺を見る。
変なこと、言っちゃったかな。
空いている手で、ポケットの中のスペアキーにそっと触れた。
・・・勇気を、下さい。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
