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私「ふわぁぁぁぁぁぁ。」
息を大きく吐き出しながら、篤人の部屋に入り、ぼふっとふかふかのソファに倒れ込んだ。
・・・うーん、今日もよく頑張った。私。
ドイツに来てからもうすぐ１週間経つ。
今日は木曜日で、明後日は休み。
篤人「あのー、いきなり人のお家に入ってきて、人のお気に入りのソファに勝手に寝っ転がるの、 止めてもらえませんかー？」
ぺちぺちと篤人が私の頭を叩いてくる。
私「うーるーさーいー。このソファ、気持ちいい。」
篤人「なら、早く家具揃えたら？俺が寝られませーん！」
ムスッとしたまま言う。
私「・・・だって、家具買っちゃったら、ここで横になる機会減っちゃうでしょ・・・？」
我ながら、よく言った！！
でも、すごい恥ずかしい。
篤人は優しく、くしゃっと私の頭を撫でた。
篤人「いつでも、来ればいいじゃん。」
私「・・・え？」
思わず見上げる。
楽しそうに笑っている篤人は、指先で１個の鍵を弄んでいた。
私「・・・何？それ・・・。」
篤人「へー、いらないんですかー。
俺んちのスペアキーですが？」
私「・・・それ、私なんかが貰っても、いいの・・・？」
篤人は、はあ！？という風に、
篤人「いいに決まってんでしょ。お前以外の誰にあげるんだっつーの。
あ、もしかして彼氏さんいるとか！？」
私「・・・いない。」
篤人「じゃ、ご飯作っといてねー。」
嬉しそうに言う篤人。
私「・・・家政婦さんは？」
篤人「家政婦さんは、掃除中心にしてもらったから。・・・正直、（人１）の方が、俺の口に合っ てるし。(早口)
だから、ご飯係に任命(笑)！！」
ビシッと決められる。
・・・まただ。
こうやって笑顔を見せられることで、簡単に利用されてしまう私。
それなら、
私「じゃあさ、今週の日曜日、買い物するから手伝ってね！！」
超スマイル。
篤人「・・・は？どんなお買い物でしょうか・・・？」
私「いやー、そろそろ家具類も購入しちゃうかなーって思いまして！」
篤人「は？全然話がわかんないけど。」
私「ま、いいから、ご飯作るの手伝って。」
篤人「・・・へーい。」
キッチンで２人で並んでご飯を作る。
なんて幸せな時間だろう。
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まどちね(プロフ) - はいからさん» はいからさん！ありがとうございます！このコメントをもらって、ものすごく嬉しいです！そのお友達さんにも、感謝です（笑） (2014年7月30日 10時) (
レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
はいから - 作品読ませてもらっています。今までケータイ小説は読まなかったんですけどこの作品友達から紹介されて読み始めて見事にはまりました!これからも応援してます。更新頑張って下さい (2014年7月26日 22時) (レス) id: 4c0f8be993 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - とまとさん» ありがとうございます！！もう少しで、２人をくっつけようかなー、と悩んでいるところです。読者様のご期待に応えられるよう、頑張ります！ (2014年7月9日 18時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 内田さんもヒロインちゃんもまどちねさんも頑張ってー(笑)もどかしい〜。二人とももう一歩踏み出すんだ〜（●＾o＾●）頑張れ〜。これからも楽しみにしています♪ (2014年7月9日 17時) (レス) id: 6fd6da2112 (このIDを非表示/違反報告)
まどちね(プロフ) - 光姫さん» かもしれません（笑） 力の続く限り、頑張る予定です・・・(-_-;) (2014年7月9日 5時) (レス) id: 1241e6d3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まどちね | 作成日時：2014年7月6日 16時
