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とりあえず、「あとで説明するから」と主張する二人に頷いて、全員で支度を始める。でも、その間も気になるのは二人のやり取りだ。
Aが部屋に入ろうとした時にジェヒョンが腕を掴んで引き止めたり(何で？)、一緒に部屋に入って行ったり(何で？)、とにかく気になる行動ばかり。
やっとその理由を聞き出せたのは、テイリヒョンが予約してくれた扉まで付いてる完全個室のカフェに到着してからだった。
「「「監視カメラ？？？」」」
ご丁寧に気を利かせて、ジェヒョンとAを隣同士にしてやったのに、Aの口から出てきた言葉は恋バナとは程遠いワード。
いや、え？全然意味が分からんのやけど、皆分かっとん？
ぐるりと見渡すと、合うわ合うわ戸惑いの目。何の話が始まったのか、分かっていないのは俺だけじゃなかったようだ。
JH「詳しく話すから、とりあえずこれ見て」
ジェヒョンがポケットから出したのは、Aのスマホ。いや、何でお前が持ってんねん。
ツッコミ待ちなのかと思ったけど、とりあえずテーブルに置かれたスマホを皆で見てみる。いいの？二人の楽しそうなツーショとか見せられても、今あんまり良いリアクション出来ないけど…
けど、事態は俺たちが思っていたよりもだいぶ深刻だったみたいだ。
「「「…………」」」
ちょうどRegularのレコーディングやらMV撮影やらで忙しくしていた頃から、律儀に毎日送られてきているらしいメッセージ。
サセンからなら無視すればええやん、と思ったのは1週間過ぎた辺りから変わった。
TY「A、これ…」
『……サセンからの連絡って普通に皆も来るものだと思ってたから、特に気にしてなかったんだけどね…何かだんだん違和感を覚えるようになっちゃって』
ぽつりと話し始めたAの声に耳を傾けながら、画面をスクロールしていく。
『多分、わざと怖がらせるためのハッタリだろうなって思ったんだけど…』
徐々に増えていく、まるでAの行動を見ているかのような、タイムリーなメッセージ。昨日の夜は、ちょうど俺達が宿舎に帰って来た頃に「おかえり」というメッセージが来ている。
『もしかして、ほんとに監視されてるのかもって思い込んで、それで』
JH「それで昨日の夜たまたま会ったから、俺が部屋に呼んだんだ」
TL「じゃあこの…“まだ寝ないの？”っていうのは」
『ちょうど私がユノの部屋に居た時なの』
TL「マジか…」
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き(プロフ) - このシリーズ好きでもう何度か遡って読ませていただいてるんですがコンゴンズ談義の100歳と104歳のくだりが好きすぎて…（ ; ; ） (2021年1月26日 11時) (
レス) id: 7dfbe8fc2e (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - ジンリさん» お久しぶりです！実はバラすか迷ったんですが…ヒョン達が一枚上手だったということで笑 わー！ヌナ好きだと言ってもらえて嬉しいです！いよいよサセン登場します。楽しみにしてて下さい！ (2020年11月22日 23時) (レス) id: 2d7e108bce (このIDを非表示/違反報告)
ジンリ(プロフ) - ジェミンちゃんの野生の勘でどりむちゃん達にバレてしまうのかと思ってしまいました笑ヌナが優しくてかわいくて好きなので無事に早く事が解決しますようにと見守らせながら読ませて頂いてます！ (2020年11月21日 2時) (レス) id: 2abf938477 (このIDを非表示/違反報告)
madohun(プロフ) - キョウカさん» 試行錯誤しすぎて更新遅くてすみません（TT）脱線しながらじわじわ参りますので、是非このままお付き合い下さい！笑 (2020年11月19日 12時) (レス) id: 2d7e108bce (このIDを非表示/違反報告)
キョウカ(プロフ) - サセン系ありがとうございます！もうドキドキするけど面白いし読んでて楽しいです(^^)更新楽しみにしてます(o^^o) (2020年11月14日 23時) (レス) id: df38192a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：madohun | 作成日時：2020年10月20日 21時
