愛されまどちゃん！【純情編】

ANESSA CM（ワイキキ編）3 ページ24

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監督「ねぇAちゃんは、ハプニングの天才なの？笑
またいい映像の予感するんだけど」

カメラマン「俺なんて、音声使われないのいいことにいいなぁ！って言っちゃいましたもん笑」


スタッフたちも、2日続けての奇跡に沸き立ってる。


メイク「Aちゃんが歩くだけでドラマのワンシーンですよね。
なんか太陽の光とかも心なしかキラキラしてる気がする。」

メイクの阿耶香ちゃんがふと呟いた。

そういえば、Aと付き合いの長い菅田くんと間宮くんも、おんなじ場所でもAがいれば少し違う景色に見えるし、景色がキラキラしてる気がするって言ってたっけな。


誰かを蹴落としてやろうとか、陥れてやろうとかっていう邪な気持ちがないからこそあんなに輝いてるんだろうし、みんなに愛されてるんだろうなぁ、ってしみじみ思う。
なんだか、親心って感じ？






みんなで映像を確認すると、言うまでもなく最高だったAの演技は一発で採用決定。

昨日の撮影も今日の撮影もあっという間に終わっちゃって、帰国するまでの1日半は自由時間になってしまった。

ハプニングでも慌てず、臨機応変にこなしちゃうのは日頃からいろんなことを考えて、最善を尽くそうとしているAの努力の賜物だなぁ、なんて思う。


A『ねぇねぇ、牧田さん！
早く終わったからポキ丼食べに行こーよ！』

可愛いワンピとか水着も欲しいんだよね〜、なんて楽しそうに話すAに、頑張ったご褒美にご飯全部ご馳走してあげるわって言うと目をキラキラ輝かせて、尻尾をブンブン振ってる犬みたいな顔をする。



一年中閑散期もなくほぼ毎日働き詰めのAにとって、この1日半のちょっとのお休みがリフレッシュになればいいなぁって思う。



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