愛されまどちゃん！【純情編】

ANESSA CM（ワイキキ編）2 ページ23

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そうこうしているうちに、撮影班の準備が整い、スタッフから撮影開始の声がかかる。


監督「じゃあ僕らは遠目から撮ってるから、自然な感じで通りを歩いてみて。

昨日みたいな奇跡が起きるかもしれないし、よっぽどのことがない限りカットかけないからね笑」



分かりました〜っていつもの感じで笑いながらAが撮影開始場所に立つ。
張り切った監督さんの掛け声でスタートの合図がかけられ、Aが演技を始める。


キョロキョロしながら少し歩いたところで、例のアイスクリーム屋さんが出てきて、Aに気合が入りすぎたおっきなアイスクリームを渡す。

Aも笑って受け取って、台本通りかじりつこうとするんだけど、今度はアイスクリーム屋さんにつられたらのか近くのお店から店員さんが色とりどりのシェイブアイスを持ってきてしまった。

驚きながらアイスをもった反対の手で受け取ったところで、今度はレイを売ってたおばさんがAの首にレイをかけ、お花を一輪Aの髪に挿す。
続いてやってくるハプニングにも動じず、Aは笑いながらまた前に進んでいく。



ところが今度は地元の人らしきランナーに声をかけられて、なにやら英語で話してる。
きっと上手いこと説明して切り抜けたのか、二言三言交わしたところでまた歩き出し、溶けかけたアイスを慌てて頬張った。

炎天下で持ってたせいで少し溶けてしまい、口元についてしまったアイスを、両手が塞がっているのでペロリと舐めとる。
こちらを見て、見たな！という顔をしてニコッと笑ったところでカットがかかる。



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