【名探偵コナン】最強というモノ程、理不尽なことは無いと思う。 (ページ34)

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【目の前に糸目さんが現れた！ A はどうする？】

・たたかう
・逃げる
・話し合いましょう ←

【A は『逃げる』を選んだ！】

【だが糸目さんのプレッシャーで足が動かない！】

……もしも、こんなゲームがあったとすれば…私は、間違いなく画面を叩き割っていると思う。こんなクソゲーがあってたまるかと心の中で悪態をつきながら。

あぁ、でも悲しいかな。今起こっているのはゲームの中ではなく、現実。だったらゲーム画面の代わりに糸目さんの眼鏡を叩き割らせてください。

そんなことを思いつつ現実逃避をしていたが、糸目さんの声で私の意識は引き戻されていった＿＿＿。

「奇遇ですね。こんなところで出会うなんて」

にっこりと微笑まれて、顔がピクリとひきつった。眠気なんて糸目さんの声のおかげでどこかにいってしまったようだ。これが寝起きドッキリならぬ眠気吹っ飛ばしドッキリか？

「え、えっと…本当に奇遇、デスネ…。糸、じゃなくて…お兄さんはここに住んでいられた…んですか？」
「ええ…もう燃えてしまいましたが…」

真っ黒焦げになった建物の残骸を悲しそうに見上げていたものだから、思わず「お気の毒です」と心にもないことを口走ってしまう。

糸目さんの視線が、再びこちらに向いた。

「それよりも…どうして貴方がここに？」
「あ…いや、木馬荘が燃えていたところにたまたま居合わせてしまって…その、通報、したんです」
「ホォー…」

あはは…と、乾いた笑いをこぼす私に、糸目さんは先程よりも更に笑みを濃くして言葉を続けた。

「ですが…木馬荘が出火していた時間帯は深夜だと聞きました。そんな夜中に、貴方のような女性が何をしに出歩いていたんですか？」

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第何回目かのコメント返しを始めます。

りいあさん
コメントありがとうございます。中々更新できない日々が続いていますが、頑張ります。ハマっていただけて至極光栄です！

ナツさん
何度も爆笑した……？ありがとうございます！今のところはジンさんの登場は少ないですが、ちょいちょい出していきたいなぁぁぁと思ってます。