ＫＺ男子、最”厄”の敵現る！？ (ページ4)

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彩ちゃんに近づく男は敵！！手出したら、、、ね？(黒笑) ページ4

咲彩ｓｉｄｅ

秀明なる塾に到着し、受付の人に声をかけた。

『あの、立花彩の妹なんですけど、姉がお弁当を忘れてってしまって。』

「立花さんですね、、、ああ、三谷Ａのクラスですよ。４階です。」

４階かぁ。

私は「ありがとうございます。」と頭を下げ、４階に行こうとした。

「あ、待ってください。今はまだ、授業中なので、こちらから先生に言っておきますので、
最上階のカフェテリアか、そこの談話室でお待ち下さい。」

あ、そっか。だからこんなに静かなんだ。

『そうします。ありがとうございました。』

ん〜、喉乾いたし、カフェテリアにしようかな。

私は階段を登り、最上階まで上がった。

・・・広い。塾って初めてきたけど、こんな広いんだぁ。

私は窓側の席に腰掛け、ミルクティーを買った。

しばらくして、たくさんの生徒たちが集まってきた。

さて！ようやく彩ちゃんに会える！！

私は立ち上がって、あたりを見渡した。

ん〜、まだ来てないなぁ。

その時だった。

彩「遅れてごめんね！」

紛れもない、彩ちゃんの声。

わぁ！

私はてっきり、その言葉は私に向けられたものだと思い、口を開いた。

『そんな、待ってn・・・え？』

私は目を丸くした。

何故なら、彩ちゃんが見知らぬ男共と同じ席についていたからである。

何！？あいつら！！てか、誰！！！！

私は男、特に、彩ちゃんに近づく奴は敵だと思ってるから。←

私は、彩ちゃんを助けるべく、その席に近づいた。

そして、平静を装った。

『あ〜やちゃん！！久しぶり！！お弁当届けに来たよ〜！』

彩「・・・え？咲彩！？」

目をパチパチさせて驚く彩ちゃん。

あ〜、やっぱ可愛いぃ！！！！天使！！！！！←

数年見てない間、彩ちゃんは可愛い、、というより、綺麗になっていた。

でもね、昔からの癖なんだけど、彩ちゃんは目立つのを嫌う。

髪を下ろしてるから、せっかく可愛いのに、パッと見、地味に見えちゃうんだ。

黒「え〜と、どちら様かな？」

と、なんだか、女たらしっぽい匂いがする奴が話しかけてくる。

でも、営業スマイルで、答えた。

『初めまして！彩ちゃんのお友だちかな？姉がお世話になってます！』

KZ-彩「「姉！？」」