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それから放課後までに、黒子君と黄瀬君に、代わる代わる説明してもらった。
貴「それじゃあ仕方ない…ごめん」
黒「いえ、黄瀬君の配慮不足ですから」
黄「キセキは兎も角、俺のこと知らないって信じられなかったから…」
黒「自慢ですか」
貴「…嫌味?」
黄「何で同時なんスか!?」
何か、黄瀬君の行動なら読めるようになったかも。
黄「きっと赤司っち、Aっちを勧誘するつもりッスね!」
黒「でしょうね。大方
『興味深いね』
とか言うんでしょう」
貴「Aっち…?」
黄「あ、嫌だった?ごめん!元に…」
貴「いや、別に…嫌な訳じゃない」
黄「本当!?」
黒「無理しないで良いんですよ?」
黄「無理ってなんスか黒子っち!!」
貴「大丈夫。私、寧ろ嬉しい」
会ってまだ一日目なのに、こんなに仲良くしてくれるなんて。
そんな事を思っていると、二人が顔を見合わせて笑った。
貴「…何?」
黄「だって…ね、黒子っち」
黒「はい。ちゃんと笑えるんだな、と思いまして」
ってことは私今、
貴「笑ってた?」
黒「はい、バッチリ」
黄「可愛かった!」
そっか、無意識だな。
そう言えば、此処に来て一度も笑って無かったかもしれない。
貴「ありがとう」
二人はまた顔を見合わせ、またニッコリと笑った。
貴「でも、可愛いは余計」
黄「だって本当に可愛かったんスもん!!」
黒「珍しいですね、僕も同感です。普段は美人な感じなんですが」
貴「…眼科か精神科か脳外科、どれが良い?」
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ひゃっはー。(プロフ) - 突然の訪問失礼いたします。憶えていらっしゃいますでしょうか、以前夢主イラストを依頼されたものです。絵の方が完成いたしましたので、ご確認いただけると嬉しいですっ! (2016年6月4日 11時) (レス) id: 4686e450f5 (このIDを非表示/違反報告)
炎道朱梨(プロフ) - ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。頑張ります! (2016年5月29日 22時) (携帯から) (レス) id: 0d2f3e46ea (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - やばいです。チョー面白いです。もう、、何て言うか言葉に表せないくらい面白いです。早く続きぐみたいっす! (2016年5月29日 19時) (レス) id: 47e894458e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炎道朱梨 | 作成日時:2016年3月11日 21時