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あんな親しげで楽しそうな先生の声、初めて聞いた
「仲がよろしいんですね。先生」
「あんな妻だが、良い奴だよ。本当に」
「そうですか」
私じゃあ駄目なんだね
余計に切ないじゃん
「私もいい人と巡り合いたいなぁ」
何故かそんな事が口に出てしまった
先生は一瞬だけ、吃驚した顔をした
「きっと巡り合えるよ。彩華さんはいい人だし」
「土川先生・・・先生だっていい人ですよ」
だから、好きなんです
私はいつになったら告白出来るのかな?
もしかして、これからずっと告白出来ないの?
それで、会えなくなるのかな?
そんなの嫌だ
でも、諦めないといけない
だって、土川先生は家庭を持っているのだから・・・
でも、最後に伝えておきたい
「あの、土川先生!」
「え?」
「す・・・す・・・す、水族館行きませんか!?」
ちょっと待って!
私、何言ってるんだ
ああ・・・土川先生固まってるよ・・・
「いいよ。で、いつ?」
え・・・
OKしてくれた・・・!
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作者名:♪美桜♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nknk
作成日時:2018年11月30日 20時