続き ページ3
梨乃
今日はいつも楽しくて行っていた部活も休んだ。
毎回楽しそうに来る俺がこなくて案の定ジャミル先輩にはスマホで連絡が来たが
大丈夫っすよ。と返した。
今日はもう何をするのにも気が乗らない。
スマホをベッドに投げて自分もダイブする。
今の気持ちを癒すように包み込むベッドは眠気を誘って来て。
明日は休みだし別に食事も風呂もいいかなとすべてを投げ出したくなった。
そのまま俺は眠気に誘われるままに眠りについた。
_____
___
_
次に目を覚ましたのは次の日の夜中だった。
よりによってなんでこの時間なんだよ。
もっと明るかったら少しは...なんて苛立ちを覚えながらもベッドから体を起こした。
「.....あれ」
机の上に何かが置いてある。
いや寝る直前は何も置いてないぞ...?
眠い目をこすり机の上を見ると少量の食糧だった。
だれが用意したかなんて分からないが少し食べ物を食べたくなり、シャワーを浴びたら食べようと思った。
着替えをもって風呂場に行くと、やはり夜中のため誰もいなかった。
それが少し珍しくて寂しいきもして、なるべく早く上がろうと思った。
部屋に戻り明かりを付けて食事を口にした。
確かに美味しい。普段の俺ならおかわりなんて余裕な感じ。
しかし今は気分が乗らない。何をするのもだるく感じる。
全ての元凶を知っているからこそ、何も出来ない。
いや、どうしようもならない。
まるで心にぽっかりと穴が開いたようだった。
いつもの何かが足りなくて。
隣にいた人がいなくなるとこんな感じだって痛いほどわかった。
「はぁ......早く帰ってこいよ」
そんな言葉は静かな部屋に溶けていった。
_____
___
_
時は飛んで午後。この時間帯は一番つらい。
もうすぐ帰ってくるとわかっている。
だからこそ、一番時が遅く感じる。
昨日監督生や学校にいた方がもっと楽だった。
今は一人で部屋にいるなんてデュースに言ったら笑われるだろう。
「.....はは」
少し自嘲気味に笑ってから外を見る。
見ていても何も変わらない事はわかっているのに。
自分を正当化させる唯一の方法だと思い込んだ
俺は昨日から投げて触っていないスマホを手にした。
少しひんやりしているスマホのカバーは気持ちがいい。
俺はスマホをつけてトーク画面を見る。
それは2日前で。
また送ろうと思ったが迷惑だと思い躊躇った。
続き→←デュエス/l`m missing something in my heart
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水誓 夢月@ポッセ同盟(プロフ) - 実は私、こういうアニメとかゲームとかの二次創作腐そのものが地雷でして…この作品を見て克服したいと思います…!! (2020年12月31日 13時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)
水誓 夢月@ポッセ同盟(プロフ) - にゃーめー@新垢さん» ありがとうございます…!!では、マレケイとレオイデ……でお願いしても…? (2020年12月31日 13時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーめー@新垢(プロフ) - 水誓 夢月@ポッセ同盟さん» 出来ますよー! (2020年12月31日 9時) (レス) id: b04e530de1 (このIDを非表示/違反報告)
水誓 夢月@ポッセ同盟(プロフ) - まだ始まってないですが、CPのリクエストってできますかね?シチュだけでしょうか…?(・Д・´* )キラキラキラキラ(期待の眼差し) (2020年12月31日 0時) (レス) id: ca7c35e793 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梨乃 | 作者ホームページ:htpp://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時:2020年12月30日 21時