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十八。 ページ21

そして、更に1週間後。
太宰と瑞香は、ポートマフィアに正式加入した。

1週間の間では、加入の為の書類を書いたり、環境の整理を行った。

環境の整理と云うのは、引っ越しである。
恐らく、もう二度と戻る事はないだろう、彼の場所から。
後は、銃等の武装品の整理だ。

そして棲家の方はと云うと、マフィア本部の近くのマンションになった。
誰がと云えば、太宰と瑞香の両方。
何処にと云われれば、同じ部屋。
詰まり、同居だ。

森は『別々に用意する』と云っていたが、太宰と瑞香は同居すると云った。

太宰は軽い感じで『僕は、Aとが佳いです』と、瑞香を抱き締め乍ら。
瑞香は何時もの無表情で『太宰と一緒が佳い』と、太宰を抱き締め返し乍ら云った。

しかし二人から、謎の威圧が放たれていた様に森は感じ取り、許したのだった。
お小言を幾つか云ってはいたが。

十九。→←十七。



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作者名:日之静海 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年9月13日 21時

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