蝶柄の着物が似合う君 2 【坂田銀時】

え､軽くね？ ページ11

Aside









隊長こと総悟くんは私を団子屋に

連れてった





(...これ土方さんにばれたら終わるな)





まあ団子を食べてる総悟くんを見れるなら

ちょっとくらいいいよね














ふと4日後に迫った討ち入りを思い出す






(...あ､そういえば)








あることを思い出して電話をする


相手は着物のおじいちゃん










着物を来た方が効果があるから着ようとは

思うが隊服を着ないわけにはいかない



なら着物を隊服の上から羽織れるように改造

しちゃえという考えを思い付いた









一応持ち主にも聞いておいたほうが良いだろう







おじいちゃんの答えは別に大丈夫じゃね？と





いや適当かよ








電話の終始を見てた総悟くんはすっごい

不思議そうな顔してた





(まあそんな顔も整ってるんだよね...)








電話を切ると



総｢着物改造ってどういうことでさｧ｣




｢着物着た方が効果あるって言ったでしょ？でも隊服
は着たいの､だから羽織れるようにって｣


総｢...そんなに隊服が好きかｨ｣





総悟くんがふ､と笑った







(あ､死ぬ)



なんでちょっと嬉しそうなの君､こっちが嬉しいわ






もはやぐっと来すぎて真顔になる












総｢...どうしたお前､あほ面してんぞ｣

｢ひとすぎる､あほ面とはひどいな｡｣






まあこれが総悟くんなんだけど




(心臓もたないなこれ...)






そんなこんなで見廻りが終わった


















＿＿








｢それじゃ､失礼しますね｡また明日｣

近｢おう､お疲れさん！｣





今日も無事仕事が終わり近藤さんに挨拶して

屯所を出て門に向かう








すると今日もいる､ふわふわ頭の侍さん








銀｢おーおつかれさん｣

｢もう毎日迎えにこなくていいって言ってるのに...｣






銀ちゃんは毎日迎えに来てくれる








銀｢この時間かぶき町に女1人は危ねーだろ､それに
神楽に迎え行けって言われてるしな｣




いつものようにだるそうな目で言うか心配して

くれてるのは事実だろう



こういう所が皆から好かれるところなんだと思う













｢そっか､ありがとね｣






銀｢それにお前と買い物するとじじー共がサービス
してくれんだよ､それもあるしな｣

｢あぁ､そう｡喜んでいいか分からないけどありがとう｣











良いように使われてるのか...？

夜ご飯→←特大ブーメラン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す