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第四百二十訓 世間話は途中からテーマがどんどんズレていく ページ6

ヒートアップしていたのか、勝男さんもあたしに気がつかなかったらしい。


勝男「ん?ああ、すまんのォ嬢ちゃん」

A「討論ならこっちでやって」


そう言って、先程まで勝男さんが座っていた席を指さした。


勝男「上等やオバはん、今夜は朝まで柿ピー生討論や」

母ちゃん「白黒ハッキリつけようじゃないのさ」

A「アンタ何しに来たんだよ」


どうしてこうなった?あたしは思わず心の中でツッコミを入れた。
ソファに座った勝男さんは、机を蹴り飛ばす。


勝男「酒持ってこんかい!!なんやこの店、ホストクラブのくせに接客もようせんのか?」


ホスト達が慄いて、情けない声を上げる。その時、聞き慣れた声が耳に入ってきた。


新八「今宵はホストクラブ高天原へようこそいらっしゃいました。当クラブトップ3ホストの一人、シンです」

銀時「ギンです、ジャストドゥーイット」

神楽「グラだぜフゥー」


ーー何やってんの。


喉まで出かかった言葉をなんとか呑み込み、ホストに扮した銀達を見る。

勝男「度胸あるやないか、こっち来い。ホンマはキレーなネェちゃんはべらしたいトコやけどな」


一度切ってから、勝男さんは思い出したようにあたしに視線を移す。


勝男「せや、お前もこっち来い嬢ちゃん。嬢ちゃんもなかなかキレーやさかいのォ」

A「褒め言葉?あたしで我慢してやるってか?」


弱冠イラついたあたしだったが、腹いせにどかっとデカい態度で座ってやる。

一方、向かいに座る母ちゃんも銀らに気付いていたが、すぐさま神楽にボディーブローを入れられた。


神楽「アレ?お客さん。アララ〜もう潰れちゃったぜフゥー」

勝男「いや、オバはんまだ飲んでへんで」

A「勝男のおっちゃん、細かい事ァ気にしちゃあ負けだぜ」


勝男さんのツッコミを一蹴する。銀は、母ちゃんを新八に預けた。


銀時「オイ、シン。ババ…お客さんをあちらに寝かせてジャストドゥーイット」

新八「オッケェイ、我が命にかえても」

勝男「何や、ウザイんやけど」

A「だから言ってるだろ。気にしちゃあ負けだぜ」

第四百二十一訓 何事もしつこいとイライラする→←第四百十九訓 柿ピーって柿の要素がどこにあるんだ?



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ミサ(プロフ) - 椿さん» いえいえ、こちらこそどうぞよろしくお願いします(^∇^) (2019年2月20日 0時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - ミサさん» よかったです!毎朝日替わり銀狼に励まされ学校に行っているので「感想を書きたい、でも何度も書いたら迷惑かも...」と、感想を書くことを敬遠していたので嬉しいです!暇が無くても読みふけります笑 (2019年2月20日 0時) (レス) id: 53b466e5ca (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!感想を頂けることはやはり自分にとって励みになりますし、こんな私の作品を好きだと言って頂けることを直に感じられるので、迷惑だなんて思いません!こんな小説ですが、これからも暇潰し程度に楽しんで頂けたらと思います! (2019年2月20日 0時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - いつも読ませてもらってます!やはりミサさんの小説は面白い...笑 一つ質問なのですが、私感想これからも書いていきたいと思っているのですが迷惑ではないでしょうか...? (2019年2月20日 0時) (レス) id: 53b466e5ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサ | 作成日時:2017年8月22日 19時

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