第百三十四訓 メタ発言はあまりしすぎちゃダメ ページ44
銀時「いだだだだだ頭取れる!頭取れるって平賀サン!」
A「おおー、いいぞ平賀サン!そのままそいつの頭もいじゃって〜」
新八「いや流石にそれはシャレにならないから!!何、志乃ちゃん銀さんに個人的な恨みでもあんの!?」
ツッコミを入れる新八を振り返り、あたしはキョトンとする。
A「いや、特にないけどさ。バイオレンスによって生まれるハイテンションギャグ…これこそがこの小説の真髄だと思ってさ」
新八「さらっとメタ発言するなァァァ!!主人公が死んだらダメだろオイ!」
A「何言ってんの、この小説の主人公はあたしだよ」
新八「いやあのねAちゃん。二次創作とは原作という土台があって初めて成立するものであってね…」
銀時「テメーもメタ発言してんじゃねェェェ!!つーか早く助けろ!!あああ!止めろォォォ平賀サン!!」
騒ぎ立てる四人の前に、一人の老人が現れた。
源外「たわけ、平賀は俺だ。人ん家の前でギャーギャー騒ぎやがってクソガキ共。少しは近所の迷惑も考えんかァァァァァ!!」
お登勢「そりゃテメーだクソジジイ!!てめーの奏でる騒音のおかげで近所の奴はみんなガシャコンノイローゼなんだよ!!」
源外「ガシャコンなんて騒音奏でた覚えはねェ!『ガシャッウィーンガッシャン』だ!!」
A「いや、どっちも大して変わらないじゃん」
源外のジーさんの言い分に思わずツッコむ。
バーさんは呆れたように源外のジーさんに言った。
お登勢「源外、アンタもいい年してんだから、いい加減静かに生きなさいよ。あんなワケのわからんもんばっか作って、『カラクリ』に老後の面倒でも見てもらうつもりかイ」
A「若い頃奥さんゲット出来なかったからってそれは…」
源外「うっせーよババア!クソガキ!何度来よーが俺ァ工場はたたまねェ!!つーか俺にも伴侶くらい居たわ!!帰れ!」
源外のジーさんはバーさんとあたしにそう吠えると、カラクリを振り仰いだ。
源外「オイ三郎!!構うこたァねェ、力ずくで追い出せ!」
三郎「御意」
三郎はそう答えると、銀の頭を持ったままジーさんにそれを投げつけた。
ジーさんの顎に銀の頭がクリーンヒットし、二人仲良く倒れていった。
A「…あ、あたし依頼受けて仕事行く途中だった。じゃあね」
銀と散々絡んできた経験上、彼らに関わるとロクなことがない。
あたしはこれ以上面倒事はごめんと、スクーターに乗って去っていった。
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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!最近ようやく復活しました、ミサです!これからまた頑張りますので長い目でお付き合い頂けると幸いです。よろしくお願いします! (2018年2月20日 0時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
禾織 - タイトルに惹かれて読み始めました! とても面白いと思います。応援しています。 (2018年1月5日 19時) (レス) id: c017808074 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけ更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月9日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月19日 0時