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第百三十三訓 イヤホンで音楽を聴く時は音漏れに注意しろ ページ43

Aside

その日、幕府の役人から依頼を受けていたあたしは、愛車に跨ってある場所に向かっていた。
その時、耳を劈くような騒音が聞こえてきた。


A「!?なっ、何コレうるさっ!」


あたしは思わず耳を塞ぎ、騒音の元が何かを探りに近付いていく。
すると、そこにはガシャコンガシャコンうるさい建物の前で、新八がお通の曲を気持ち良さそうに歌っている姿が見えた。そこには銀と神楽、バーさんの姿も見える。


A「うぐっ!うるせークセに音痴かよ…最悪だな」


あたしは耳を塞ぎながら、騒音を奏でている新八の頭を蹴り飛ばした。


新八「うぇぶっ!?え、Aちゃん!?」

A「るせーんだよこの音痴メガネ!!近所迷惑じゃボケェェェ!!」

銀時「おー、Aか。何やってんの?」

A「こっちの台詞だわ!アンタらこそ何やってんだよ!」


いつものノリで声をかけてきた銀に、あたしは怒りを新八から銀に向ける。
しかし、銀はあたしをスルーすると、マイクを取り合う新八と神楽の間に入っていった。


A「待てやボケ!アンタらのわけわかんねー歌聞いて耳痛くなるくらいなら私が歌う!貸せ!」

銀時「あぁん!?割り込みかテメー!!順番は守りやがれ!」

A「んだとォ!?だったらデュエットでどうだコノヤロォォォォ!!」


四人でマイクを取り合っていると、不意に建物のシャッターが開く。
するとそこには、大きなカラクリが立っていた。


A「…え?何コレ」

銀時「え?…これが平賀サン?」


突如現れたカラクリは銀の頭を掴み、持ち上げた。

第百三十四訓 メタ発言はあまりしすぎちゃダメ→←第百三十二訓 物乞いするお坊さんは街中に立ってると少しビビる



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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!最近ようやく復活しました、ミサです!これからまた頑張りますので長い目でお付き合い頂けると幸いです。よろしくお願いします! (2018年2月20日 0時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
禾織 - タイトルに惹かれて読み始めました! とても面白いと思います。応援しています。 (2018年1月5日 19時) (レス) id: c017808074 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけ更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月9日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月19日 0時

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