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第百十六訓 輪ゴムでもスイカを分断できる ページ26

太った二人の体重が、一気にあたしの体を括る縄にかかり、あたしの腹を締め付ける。


A「ふぐっ…ちょ、やべ…うぐぇっ!!マジやばいってコレは!流石にやばいって!なんか口から内臓的なものが出そう!!」

八雲「内臓的なもの?嫌ですよA!年頃の女の子が四六時中そんなのを出しっ放しでは気を使います!!関係がギクシャクして戻らなくなってしまいますよ!」

橘「そんなもの出るわけがない」


ジョウが叫ぶが、たっちーがボソッとそれを否定する。
しかしジョウは聞く耳を持たず、たっちーに縄を持たせ自分は降りてあたしに掴まり、ハム子と太助を引き剥がそうとハム子を蹴っていた。


八雲「ハム子!!Aを離しなさい!このままでは彼女がァァ!!」

ハム子「ちょっ…マジムカつくんだけど!何なのアンタ!!」

A「ぉえっ、アンタも降り…げほっ!!」

橘「…………」


上で一人縄を持っていたたっちーが、何を思ったか、ふとパッと縄から手を放した。

…ちょっとォォォ!?

当然あたし達は、そのまま地面に落とされ、たっちーが落ちたあたし達に声をかける。


橘「すまん、手が滑った。逃げてくれ」

A「ウソ吐けェェ!!てめっ今わざと手ェ放しただろ、絶対!!」


安全地帯に一人居座るたっちーに叫ぶ。
その瞬間、天人達が武器を手に駆け寄ってきた。

あたしは金属バットを構え、天人の一人の腹を突く。一人倒して、次々と天人らを薙ぎ払っていった。


A「あーもう、どけよお前らァァ!!」


あたしをサポートするような形で、ジョウも突きに蹴りにを繰り返して敵を倒していく。
その暴れっぷりに、ハム子は感嘆の声を上げた。


ハム子「アンタやればできるじゃん!!」

A「とーぜんっ!!私は根っからのYDKなんだからね!」

第百十七訓 隠した物の場所は覚えとけ→←第百十五訓 カッコよくキメてる時は横槍を入れられると萎える



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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!最近ようやく復活しました、ミサです!これからまた頑張りますので長い目でお付き合い頂けると幸いです。よろしくお願いします! (2018年2月20日 0時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
禾織 - タイトルに惹かれて読み始めました! とても面白いと思います。応援しています。 (2018年1月5日 19時) (レス) id: c017808074 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけ更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月9日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月19日 0時

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