銀狼【銀魂】3

第百十四訓 見た目がブサイクでも結婚したり付き合えたりする ページ24

ハム子「麻薬ならもうスッカリやめたわよ。立ち直るのマジ大変でさァ、未だに通院してんの…もうガリガリ」

A「何がガリガリ？心がだよね？」

ハム子「痛い目見たしもう懲りたの。でも今度はカレシの方がヤバイ事になってて〜」

八雲「え、彼氏？ハム子さん貴女まだ幻覚見えてんじゃないですか！！」

ハム子「オメーら人を傷つけてそんなに楽しいか！！」


ジョウの発言に、ハム子がキレる。
あたしも思ったこんなブタに彼氏ができるはずがないって。…ああ、チャーシュー食べたい。

それから仕切り直して、ハム子が彼氏から送られたメールを見せた。


太助より
件名 マジヤバイ

マジヤバイんだけどコレ
マジヤバイよ
どれぐらいヤバイかっていうとマジヤバイ


メールを見たあたしは、ヤバイを連呼しまくる彼氏の精神自体がヤバイと察した。


A「あー、こりゃホントヤバイね。で、あたしらへの依頼って良い病院の紹介？」

ハム子「頭じゃねーよ！！」


なんだ、違うのか。状況を、ハム子が説明した。


ハム子「実は私のカレシ、ヤクの売人やってたんだけど〜。私がクスリから足洗ったのを機に、一緒に全うに生きようってことになったの〜。

けど〜、深いところまで関わり過ぎてたらしくて〜。辞めさせてもらうどころか〜、なんかァ組織の連中に狙われ出して〜。とにかく超ヤバイの〜。それでアンタたちに力が借りたくて〜」

A「ふーん。了解」


あたしは短く切ると、手を挙げた。


A「スイマセーン。チャーシュー麺チャーシューましましで」

八雲「じゃ、私は特上ステーキ」

橘「……ビール」

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