第四十一訓 コンプレックスは新たな自分を生み出す第一歩 ページ42
さて、説明も終わったので本編に戻ろう。
銀時「…どうやら俺達ァ躍らされたらしいな」
新八「?」
新八がどういう事か、と視線で問う。
その時、奥から見覚えのある顔が出てきた。
銀時「なァオイ。飛脚の兄ちゃんよ」
神楽「あっ、ほんとネ!!あのゲジゲジ眉デジャヴ」
新八「ちょっ…どーゆー事っスかゲジゲジさん!!」
新八がゲジゲジを問いただすが、彼は新八たちから視線を逸らした。
A「なるほどね、全部アンタの仕業ってことか。最近ニュースでやってるテロも、今回の騒動も。全てアンタの手引きだったのか」
桂「たとえ汚い手を使おうとも手に入れたいものがあったのさ」
ヅラ兄ィは、銀に刀を差し出した。
桂「……銀時。この腐った国を立て直すため、再び俺と共に剣をとらんか。白夜叉と恐れられたお前の力、再び貸してくれ。
天人との戦において鬼神の如き働きをやってのけ、敵はおろか味方からも恐れられた武神…坂田銀時。我等と共に再び天人と戦おうではないか」
新八「……銀さん。アンタ、攘夷戦争に参加してたんですか」
新八は、戸惑いの表情で銀時を見やる。
桂「戦が終わると共に姿を消したがな。お前の考える事は昔からよくわからん」
銀時「俺ァ派手な喧嘩は好きだが、テロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの。俺達の戦はもう終わったんだよ。それをいつまでもネチネチネチネチ京都の女かお前は!」
桂「バカか貴様は!京女だけでなく女子はみんなネチネチしている。そういう全てを含めて包みこむ度量がないから貴様はモテないんだ」
銀時「バカヤロー。俺がもし天然パーマじゃなかったらモテモテだぞ多分」
桂「何でも天然パーマの所為にして自己を保っているのか。哀しい男だ」
銀時「哀しくなんかないわ。人はコンプレックスをバネにしてより高みを…」
新八「アンタら何の話してんの!!」
完全に話が脱線した二人に、新八がツッコむ。
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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました! (2017年10月7日 14時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月15日 13時