第四訓 前向きに生きていこう ページ5
眼鏡「違うって言ってんのに侍の話なんて誰も聞きゃしないんだ!!終いにゃ店長まで僕が下手人だって」
A「あーあ、切られたね。ザマァ」
銀時「レジも打てねェ店員なんて炒飯作れねェ母ちゃんくらいいらねーもんな」
眼鏡「アンタ母親を何だと思ってんだ!!」
銀時「バイトクビになったくらいでガタガタうる…」
眼鏡「今時侍雇ってくれる所なんてないんだぞ!!明日からどーやって生きてけばいーんだチクショー!!」
眼鏡は八つ当たりで木刀を振り被る。
銀はふと急ブレーキをかけて後輪を上げ、眼鏡の急所に原チャリの後部をぶつけた。
眼鏡は急所を押さえ、痛みに悶える。
銀時「ギャーギャーやかましいんだよ腐れメガネ!!自分だけが不幸と思ってんじゃねェ!!世の中にはなァ、ダンボールをマイホームと呼んで暮らしてる侍も居んだよ!!」
A「アンタさ、そーゆーポジティブな生き方出来ないの?」
眼鏡「アンタらポジティブの意味分かってんのか!?」
ギャーギャー喚き合うあたしら。
すると、その傍らに建っていた大江戸マートの自動ドアが開き、両手にスーパーのビニール袋を手に提げた一人の女性が出てきた。
女性「あら?新ちゃん?こんな所で何をやっているの?お仕事は?」
眼鏡「げっ!!姉上!!」
眼鏡の姉上は笑顔を浮かべているが、対する眼鏡は真っ青になった。
え、何?何なの?
そして次の瞬間、あたしらは眼鏡が真っ青になった理由を知る。
姉上「仕事もせんと何プラプラしとんじゃワレボケェェ!!」
眼鏡「ぐふゥ!!」
姉上「今月どれだけピンチか分かってんのかてめーはコラァ!!アンタのカスみたいな給料もウチには必要なんだよ!!」
姉上は眼鏡を蹴り飛ばし、マウントポジションで眼鏡を殴りまくる。
あの優しげな笑顔から一転し過ぎだろ…ちょ、これは冗談抜きでヤバイよ。
第五訓 悪いことをしたら逃げずにちゃんと謝れ→←第三訓 ピンチになった時、人は誰かに罪をかぶせる
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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました! (2017年10月7日 14時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月15日 13時