検索窓
今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:172,240 hit

第三十四訓 猪突猛進に突き進む人は危なっかしい ページ35

車に乗り、キャシーを追うあたしらを、新八がなだめようとする。


新八「ねェ!とりあえず落ち着こうよ三人とも。僕らの出る幕じゃないですってコレ。たかが原チャリや傘やバットでそんなにムキにならんでもいいでしょ」

銀時「新八、俺ぁ原チャリなんてホントはどーでもいいんだ。そんなことよりなァ、シートに昨日借りたビデオ入れっぱなしなんだ。このままじゃ延滞料金がとんでもない事になるどうしよう」

新八「アンタの行く末がどうしようだよ!!」

A「あのバットはねェ、伝説のバット職人が作ったと言われる最強のバットなんだよ。めちゃくちゃ高いんだからな。それを誰かに盗られてたまるか」

新八「アンタ前にいらないって言ってたじゃねーか!!」

神楽「延滞料金や高額バットなんて心配いらないネ。もうすぐレジの金が丸々手に入るんだから」

新八「お前はその綺麗な瞳のどこに汚い心隠してんだ!!そもそも神楽ちゃん免許もってんの!なんか普通に運転してるけど」

神楽「人はねるのに免許なんて必要ないアル」

新八「オイぃぃぃ!!ぶつけるつもりかァァ!!」

銀時「お前勘弁しろよ。ビデオ粉々になるだろーが」

A「バット折れたらどーしてくれんのさ」

新八「オメーらはビデオとバットから頭離せ!!」


そうこうしているうちに、ついにキャシーに追いついた。キャシーは振り切ろうと、路地に入る。


神楽「ほァちゃああああ!!」


アメリカ映画さながらのドライビングテクニックを見せる神楽。家の壁が壊れてもお構いなしに突き進む。


銀時「オイオイオイオイ」

新八「何かもうキャサリンより悪い事してんじゃないの僕ら!!」

神楽「死ねェェェアルキャサルィィィン!!」


猛スピードでキャシーに突っ込もうとしたその瞬間、車は路地から出た。その先には川が流れていた。

あたしらを乗せていたパトカーは、見事川に落ちてしまった。

キャシーは傍に曲がっていて、無事である。

こ…このやろおォォォ…!!

第三十五訓 恩はきっちり返せ→←第三十三訓 人は見た目や印象より中身



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
171人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , ほぼ原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミサ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました! (2017年10月7日 14時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。