第三十一訓 新キャラはサラッとした流れで現れる ページ32
スナックお登勢にて。
神楽「おかわりヨロシ？」
神楽は、何杯目になるか分からない空の茶碗をバーさんに突き出した。
お登勢「てめっ何杯目だと思ってんだ。ウチは定食屋じゃねーんだっつーの。ここは酒と健全なエ ロを嗜む店…親父の聖地スナックなんだよ！！そんなに飯食いてーならファミレス行ってお子様ランチでも頼みな！！」
神楽「ちゃらついたオカズに興味ない。たくあんでヨロシ」
お登勢「食う割には嗜好が地味だな、オイ！！ちょっとォ！！銀時！！何だいこの娘！！もう五合も飯食べてるよ！！どこの娘だい！！」
お登勢が怒鳴りながら銀時と新八を見やる。
二人は随分とげっそりとしていた。
新八「五合か……まだまだこれからですね」
銀時「もうウチには砂糖と塩しかねーもんな」
お登勢「なんなんだいアイツら。あんなに憔悴しちまって…ん？」
バーさんが視線を銀達から神楽に向けると、神楽は炊飯器を掻き込みながら米を食らっていた。
お登勢「ってオイぃぃぃ！！まだ食うんかいィィ！！ちょっと誰か止めてェェ！！」
A「ババアうるさい」
バーさんの叫びを一蹴して、メロンソーダを飲む。
A「大丈夫かアンタら…随分やつれてっぞ」
銀時「うるせー…ギリギリ生きてるから無事だよ」
新八「Aちゃんの差し入れが仏様の餞別に思えてくるよ…」
A「大げさだよアンタら」
今日も今日とて差し入れのパンの耳を持ってきてやったが、その憔悴ぶりは形容しがたかった。
しばらく何も食べていないのだろう。今度何かご飯を奢ってやろうと決めた。
そこに、赤髪の従業員ーー三島瀧ことタッキーがバーさんに近寄ってきた。
タッキーはあたしの店で働く従業員。赤い髪を蝶々みたいにうなじ辺りで輪っかにして、黄色い目が特徴のお姉さん。
お瀧「お登勢さ〜ん。表の掃除、終わりましたァ」
お登勢「ああ、ありがとね瀧」
神楽「タッキー、ジュースくれヨ」
お瀧「はいはい…」
神楽の注文を受けたタッキーは、ジュースを差し出してバーさんの隣に座った。
＊＊＊＊＊＊＊＊
新キャラ
三島瀧
容姿:赤い髪を輪っかにしてうなじでくくる、黄色い目
年齢:25歳
身長:165��
体重:52��
誕生日:5月9日
星座:おうし座
「万事屋Aちゃんの従業員。
普段はお登勢の元で働く。
関西弁で話す。
胸がないのがコンプレックス。
その正体は「獣衆」忍者・赤猫の末裔。
第三十二訓 デジャヴは近いうちに起こる→←第三十訓 主人公には大怪我負っても死なないという謎の特権が存在する
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミサ(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました！ (2017年10月7日 14時) (
レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミサ | 作成日時：2017年3月15日 13時
