第十九訓 お偉いさんは基本信用しにくい ページ20
銀、新八、そしてあたしは、依頼者の入国管理局長・長谷川泰三の車に乗せられ、移動していた。
しかし、どこに行くかはまったく聞いていない。
ましてや依頼内容も聞いていない。
こんな理不尽な依頼があるのだろうか。
いや、実際に現実として起きているから仕方ない。
しかもこの人、幕府の重鎮だという。
A「そんな偉いさんが、万事屋なんかに何の用だよ…怪しーなー…」
銀時「何の用ですかおじさん」
ジトーッと、長谷川さんを見つめる。腑に落ちない。
その隣に座る銀は、余裕ぶっこいて鼻をほじっていた。
ホント、何食べたらそんな呑気に育つの?甘いもの食べてたから?
長谷川さんはこちらを振り返らず、タバコに火をつける。
長谷川「万事屋っつったっけ?金さえ積めば何でもやってくれる奴らがいるって聞いてさ。ちょっと仕事頼みたくてね」
A「仕事ォ?」
銀時「てめーら仕事なんてしてたのか。街見てみろ。天人共が好き勝手やってるぜ」
A「アンタらが仕事してたなんて初耳ィ〜」
長谷川さんは苦笑いを浮かべる。
長谷川「こりゃ手厳しいね。俺たちもやれることはやってるんだがね。何せ江戸がこれだけ進歩したのも奴らのおかげだから。おまけにここをエラク気に入ってるようだし無下には扱えんだろ」
第二十訓 第一印象は基本みんな同じようなもの→←第十八訓 インターホンが鳴ったら外に誰がいるか確認しろ
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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました! (2017年10月7日 14時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月15日 13時