第十八訓 インターホンが鳴ったら外に誰がいるか確認しろ ページ19
そして、同時に玄関へ勢いよく走り出した。
銀時「金ならもうねーって言ってんだろーが腐れババア!!」
A「人の話はちゃんと聞けェェ!!」
二人揃ってドアを蹴破り、その向こう側にいるはずのお登勢を蹴ったーーはずだった。
しかし、あたしらが蹴ったのはバーさんではなく、グラサンに顎髭を生やしたおっさんだった。
銀時「あれ?」
A「ん?」
「局長ォォ!!」
「貴様らァァ!!何をするかァァ!!」
どうやら彼らは普通の依頼者らしい。
やっべ、完全にやらかした。よし、帰ろう。
銀時「スンマセン間違えました」
A「出直してきまーす」
「待てェェェ‼」
そそくさと家に戻ろうとすると、あたしらの後頭部に拳銃突きつけられる。思わず足を止めた。
A「えー、何?私ら何もやらかしてないよ?うん」
「今のはカウントしてないのか。いや、そんなことはどうでもいい。貴様らが万事屋だな。我々と一緒に来てもらおう」
銀時「…わりーな。知らねー人にはついていくなって母ちゃんに言われてんだ」
A「グラサンにロクな奴はいないって父ちゃんに教わってるの」
「幕府(おかみ)の言う事には逆らうなとも教わらなかったか」
銀時「オメーら幕府の…!?」
「入国管理局の者だ。アンタらに仕事の依頼に来たんだ。万事屋さん達」
鼻血を垂れ流したおっさんが、あたしらを見て笑った。
…いや、そんなツラで見られても気持ち悪いんだけど。
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ミサ(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。他の作品ですか。そうですねぇ、また検討してみたいです。ありがとうございました! (2017年10月7日 14時) (レス) id: a8a88a74d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですごく面白かったですもし他の作品を作る予定なら銀魂の作品で銀時か高杉の姉か妹の作品でアニメKかリボーンの世界にトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも更新頑張ってください応援してます。 (2017年8月8日 18時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサ | 作成日時:2017年3月15日 13時