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女子を見てました、なんて言える訳がない。この女たらし相手なら尚更だ。
 あまりにも焦り過ぎてつい声が上擦った。これでは誤魔化し切れた感じが全くしないが、とにかくこれ以上言及されたくないと思ったゾムはそそくさとその場から逃げた。取り残された鬱はまた目を丸くしながら彼の後ろ姿を見送った。
 
 そしてゾムは自分の席に着くや否や、改めて自分の行動を思い返して少しだけ恥ずかしさを感じてしまった。自分の頬に僅かな火照りが浮かんでいることに気付き、それを隠そうと机に両腕を置いて突っ伏した。
 
 眠気は既に吹っ飛んでいた。


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作品ジャンル:恋愛
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抹茶ちよこ(プロフ) - 瑞稀さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けてとても嬉しいです!これからもどうぞ温かい目で見てやって下さい。ありがとうございます! (2022年4月17日 12時) (レス) id: ea5fcbb4a4 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - うわぁ〜〜!!本当に面白いです!!まさかのライバル?!誰なんだ…続きも楽しみにしてます! (2022年4月15日 0時) (レス) @page39 id: 503fd2a4ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶ちよこ | 作成日時:2022年3月14日 15時

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