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お話4 ページ5

高杉side



「ランチパックの擬人化の話でィ」

沖田の言葉に、神威はうんうん、と頷く。

「ランチパックを人間にしてどうするんだ」

「神威が喰う(意味深)んでィ」

「だから違うよ、俺が食べられる(意味深)んだってばぁ」

「「あはははははは」」


二人して一気に笑いだした。


こっえぇ、まじこえぇ。


会話についていけない、怖すぎる。



「お、沖田も本当にランチパック持ってんならやりゃあいいじゃねぇか?どうせ神威諦めねぇよ」



話題を戻さねぇと…!



「…何で持ってんの分かったんでぃ、神威」

沖田はきちんと軌道修正してくれたようだ。


「匂い」


「こわ」


再び沖田がドン引きしている。

勿論俺も。


「つか、これやったら俺の昼飯なくなるんだけど」


「知らない!」


「困る」


「ツナマヨ!」


「ういよ」


「結局やるんかい」



あ、しまった、つい関西弁が…。



「どうせ諦めねぇし、俺は高杉の弁当もらいまさぁ」


「あ?」


俺の弁当?



見ると、俺の潰れた鞄の中を弄る沖田が。


…ん?…待てよ、今日の弁当は…。


「おい、止めろ、沖田!」





そう手を伸ばした時にはもう遅かった。

俺の弁当を持って固まる沖田。



「やだぁ、俺もシンスケの弁当もらう!」


神威が沖田が手に持っている俺の弁当を覗きにきた。





あ、俺完全にオワタ。


ギギギギギ…。


壊れた人形のようにカタカタとこちらを向く2人。



「しーんすーけくん」

「たーかーぁすーぎー?」




カタン。



弁当箱が落ちる。


それは、桃色で。


中には、ケチャップでハートが描かれたオムライスがこれでもかと詰まっていた。



「昨日までー?女子にー?興味ないって言っててー?カッコつけててー?もう彼女持ちですかぁー?」


「俺たちより?先に彼女作るなんて…?裏切り者ー!」


「ちげぇよ、誤解なんだ」


「シャーラップ!」


「………」



反論の余地もない。

だから、見られたくなかったんだ。








***



沖田&神威の新情報。

腐男子っ気があった。

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にゃんこ - 面白かったです! (2019年7月24日 5時) (レス) id: a80d8f0523 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れっどひーろー | 作成日時:2016年6月5日 19時

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