episode44 ページ44
音side
「あのっ、ここは?」
「説明は晴と会った後」
「えっ、ちょっ、ばばばっ、場違い感がすごいんですけど…、」
重厚感がある綺麗なシャンデリアにカーペット。そこにいるのは綺麗な服に身を包んだ女の子たち。
横にいる愛莉も可愛い水色の着物。このきらきらさんたちに対して、自分が場違いすぎて恥ずかしくもなってくる。
「だから愛莉が用意したの着なって言ったじゃん」
少しだけざわめきが起こって、出てきたのは神楽木たち、「C5の男子(成宮さん抜きver.)」。
「あ、いたっ。晴!」
愛莉が神楽木に手を振るけど、その間を女子の群れが通っていったせいでその声は掻き消された。
「ちょっ…なんなのよ急に」
その女子の黄色い歓声の先は神楽木でも成宮さんでもなくて
「ああっ!あの人!」
「ってか、なんで愛莉のAがあんな奴と居るのよ」
そこに居たのはめぐりんこと西留めぐみさんと、さっきわかれたばかりのAの姿。
「A」
「一茶、今回はおめでとう。はいこれ」
Aが持ってた紙袋を渡していた。
あの袋は…ギモーヴか
「それからおまけで一茶も夢中な西留めぐみを連れてきたわよ。挨拶でもしておけば?」
「あぁ」
めぐりんを連れてきたのって、Aだったんだ。なんて言うか、意外…っていうか。
「やぁ、はじめまして」
そうやって言って近寄っていった成宮さんをガン無視で、めぐりんはその横をずんずんと通っていく。
「おい、お前らの知り合いか?」
めぐりんの歩く先にいる神楽木が隣にいる2人にそう聞くけど、2人の答えはノー。
かつん、という音を立てて神楽木の前で止まっためぐりん。それに反応して神楽木がめぐりんに向き直った
ぱちんっ
「え?」
距離にして、約15センチ。
「ねぇ、前にどっかで会ったことある?」
Aの顔が、切なげに歪んだ。
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Yuria(プロフ) - Yuriさん» ありがとうございます!更新お楽しみに!! (2018年8月6日 20時) (レス) id: ef6245827b (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています。更新、楽しみにしています! (2018年8月4日 9時) (レス) id: d785c31dd6 (このIDを非表示/違反報告)
Yuria(プロフ) - プリンプリン♪さん» ありがとうございます!頑張って更新続けます (2018年7月29日 20時) (レス) id: ef6245827b (このIDを非表示/違反報告)
プリンプリン♪(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!これからも頑張ってください(^-^) (2018年7月20日 18時) (レス) id: 3399139195 (このIDを非表示/違反報告)
Yuria(プロフ) - 平野ゆづかさん» ご指摘ありがとうございます!!直してきました! (2018年7月7日 19時) (レス) id: ef6245827b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yuria | 作成日時:2018年6月27日 22時