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episode36 ページ36

「…あの」

「おれは、てめえのことなんか好きでもなんでもねぇ!」

「「……は?」」

どこからどうしてそうなったのかな?晴。

今のは文脈的にも…ないよね?




「助けてやったからって調子乗るなよ」

「え、なんの話」

「晴?頭打った?お医者様呼んだ方がいい?」

私からの同情の目に耐えられなくなったのか。

近づいた私をぐいと押しのけ、見えないように死角に追いやった。

「っちょ」

「だからおれがど庶民を好きになるはずねぇって!ってか医者なんていらねぇよ!頭も打ってねぇ!」


音さんも音さんで晴の謎の発言に疑問を示した

「……はぁ?何言ってんの神楽木」

「わかったか。勘違いするなよ?!」

「勘違いなんてするわけないじゃん!だって私婚約者がいるから!」

…………………………あ、言っちゃった。




「婚約者ぁ??!!…だ、誰なんだよそれ…」


あ、晴が固まった。

ちょ、痛い。痛いってば。


私の二の腕を握る手に力を入れた。

それこそ、りんご潰すぐらいの勢いで


「…………っそれは…、」


コツコツと鳴らす軽快な足音。


そして暗闇にも映える真っ白な彼を、見間違えるはずなんてない。



「…馳、天馬……?」




「…音?A?」


こっちを向いて首をかしげた彼…




「…天馬…?!」



英徳学園のC5リーダー、神楽木晴。


桃乃園学園信用と信頼の生徒会長、馳天馬。


そして囲まれた私達、道明寺Aと江戸川音。



…どうすればいいのこの状況!!

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Yuria(プロフ) - 美琴さん» わざわざありがとうございます!全然気づきませんでした…!直しておきます。これからもどうぞよろしくお願いします (2018年5月20日 3時) (レス) id: ef6245827b (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - こんばんは(*^^*) 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年5月16日 19時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 episode9のここの台詞 中でもでもダントツなのはリーダーの…」 これ正しくは中でもダントツではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - 何度も続けてのコメントですみません(・_・;) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 episode8のここの台詞 よって、私は愛莉にも晴にと逆らわず、逆らえずな関係が成り立ってしまっている。 これ正しくは私は愛莉にも晴にもではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - またまた続けてのコメントですみません。 episode7のここの台詞 「…間違ってる、なんて気づかないんだろうな」 これ正しくはなんでではないんでしょうか? (2018年5月16日 14時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuria | 作成日時:2018年4月22日 0時

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