成長中の名探偵【名探偵コナン】

20　〜過去編〜 ページ21

〜灰原哀side 〜





８年前、両親が死ぬ直前、私とお姉ちゃんは両親が親しかった組織のメンバーに預けられた





その人達の家に着くと、家の中からひょっこり顔を出した小さい女の子




聞くと二人の子どもだという。けれど彼女は組織の事は何も知らなかった




愛奈・・・・その子はすぐに私とお姉ちゃんになついた



まだ小さいのに頭は中学レベル、それを知った時は本当に驚いた



私達は二日間、とっても楽しかった



生まれたときから組織にいた私たちにとって、何も知らない、外の世界の子と遊ぶのはとても新鮮だった




別れの時、愛奈は泣いた


『さよならしたくない』そう言って私とお姉ちゃんの手を離そうとしてくれなかった









私は今、阿笠博士の家に住んでいる


理由は組織から逃げてきたから







数ヵ月前、お姉ちゃんが組織の奴らに殺され、それを知った私をも殺そうとした




だからあの薬を飲んだ






そう、アポトキシン4869



死ぬつもりで飲んだけど、まさか体が幼児化するとは思っても見なかった





そして私は抜け出した、アポトキシンを使っても死んだかどうかわからなかった人物を




工藤新一を訪ねるために





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更新が遅れ、すみません！！

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