成長中の名探偵【名探偵コナン】

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新一side

やはりそうか・・・愛奈の両親はやはり事故死じゃなかったんだな。

なら、一体何が.....

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愛奈side

やっぱり隠し通せないか・・・新一たちは巻き込みたくなかったんだけど・・・仕方ない

貴｢・・・観念するしかないかー｣

そして私は少しずつ語り出した、新一と博士はなにも言わずに聞いてくれた。

貴｢・・・とゆーわけで、私は各国を飛び回ってたってこと、わかった？｣

新一｢あ、ああ・・・でも愛奈、悲しくなかったのか？｣

貴｢・・・もちろん、悲しかったよ、でもさ、私は止まってられなかったから｣

新一｢じゃあなんで・・・お前は泣かないんだ？｣

“泣く”？そう言えば、私は両親が死んでから一度も泣いていない・・・なんでだ？



そうか・・・


私は、泣くと言う感情を捨ててしまったんだ・・・

貴｢泣いてばかりじゃ強くなれない・・・だからだ｣


強くなれ。それが私の中に強く残っている父の言葉。

その言葉に応えるために、涙を、感情を、殺してきたのだ。

新一｢・・・ダメだ｣

貴｢え・・・？｣

新一｢人は感情を捨てちゃダメだ、特に探偵は｣

貴｢っ！｣

新一｢人は・・・泣いた分強くなれるんだ、愛奈の両親のためにも、沢山泣いて強くならなきゃ！強くなって、黒の組織をぶっ潰そうぜ！｣

貴｢・・・うん！｣

そう言って微笑んでくれた新一の顔を見てたら私は自然と泣いていた、そしたらいままで泣けなかった分を取り戻すように次々に涙が溢れいつしか声をあげ泣いていた

そして、膝をついて泣く私の頭を新一は優しくなでてくれた

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