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その間、どうでもいい話ばっかりしてると少しずつ笑ってくれるようになった。
「俺はね、日本史得意なの。
戦国のあたりすきなんだよね。
伊達政宗っているじゃん？あの人はすごい料理上手くって……」
笑う顔、可愛い。
こんなに胸がきゅんきゅんしたのは初めてだった。長くて綺麗な指。柔らかそうな唇。笑ったら細くなる目。
「高木は何がすき？なんでもいいよ。食べ物でも漫画でも…」
「俺はね、海が好き。見に行くのも、泳ぐのも好き。だから少し海よりの学校にしたの。電車通学だけど定期だから帰りの三条駅でたまに降りて海見れるでしょ？」
「三条高校はヤンキー校だもんな…。
今日も三条にいたのは、海見た後？」
「うん。海見える公園でね、お弁当食べてたの。ひとりで」
「ひとりで！？」
「そう。変でしょ？よく言われるの。
たまにね、伊野尾くんは付き合ってくれるけど、目とか死んでる」
なんてひどい友達だ。こんな可愛い子の頼みなのに死んだ目で参加するのか。後で絞めておこう。
「俺でよければ今度一緒に行きたいな」
「ほんと？」
「うん」
そうやって、嬉しそうに笑うから。
ずるい。
自分が思ってるよりどんどんこの子に惹かれている気がする。
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えはと(プロフ) - ひー。さん» いつもありがとうございます！どっちも進められるように頑張ります！ (2018年12月1日 17時) (
レス) id: e291ea7c47 (このIDを非表示/違反報告)
ひー。(プロフ) - 新作待ってました!! これからの展開が楽しみです!! 同時進行頑張ってください!! (2018年12月1日 14時) (レス) id: 26f1b61412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えはと | 作成日時：2018年12月1日 12時
