愛され長男(BTS) (ページ14)

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練習生時代6 ページ14

休憩中
JN「だーーー！もう限界だ。」

『ヘトヘトだねー。』

ジナと僕はいつも休憩になると1番最初に床に倒れ込む。

TH「ひひっヒョン達、溶けてるね笑僕もヘトヘトー！」

そう言ってテヒョナが僕の上に乗って抱きついてきた。
頭を撫でてあげると気持ちよさそうに目を閉じるテヒョン。うん。かわいい。

JK「…。」ジーー。

『…？？』

なんだかさっきから、ジョングガから視線を感じるような気がする。
そう思っていると、急に体の上の重みがなくなると同時に

JN「ぐあっ。ジョングガー！テヒョンをヒョンの上に放り投げるなぁー！」

ジナの叫び声が聞こえた。テヒョンはキャッキャと笑っている。
ジョングガはそんなジナを無視して、僕の横に寝転んだ。

JK「…。」

？？？？

え、なんでジョングガが隣に？
あれ、なんかさっきも思ったなこれ。
だからと言って何か話しかけてくる感じもなさそう。
うーん。

今日はなんだかジョングガと一緒にいることが多いけど、でも話したそうでもないし、これで話しかけちゃうと前と同じだよね。
きっと話すの控えてるから、避けられることが少なくなったってことだし、これは作戦成功なのでは？？
ホソガとナムジュナのいう通りだ！

ジョングガとみんなの関係を羨ましいと思ってたけど、全員が同じ距離感な訳じゃない。
きっとジョングガが僕に望むのは、今みたいな沢山は話さないけど、メンバーとして隣にいるみたいなそんな距離感なのかもしれない。

別に全く話さない訳じゃないし、これはこれでいいのかも。僕もこう一緒にいるだけで嬉しいしね！

よし、休憩も終わっちゃうし飲み物でも買いに行こう！
そう思って僕は立ち上がって、練習室を出た。

JK「………やっぱり。」

そう呟いたジョングクの声は小さく響いて消えた。