【菊寄り】ヘたりア短編集【@ph】ヤンデレギャグハー

マカロニ兄弟とほのぼの(当社比)【リクエスト.1】 ページ16

※やはりこのシリーズで完全な天使マカロニを書くのは難しかったようですすみません

「ね〜ね〜A〜、どう？」

「うん、美味しい。流石フェリシアーノだ。絶品だよ、レストランを開いてもいいぐらいだ。」

「お、俺のピッツアだって負けてねーぞコノヤロー」

「ああそうだな。ロマーノのピザもとても美味しい。今度作り方を教わってもいいか？」

そういうと二人は照れ笑いをして私に新しく料理を盛り付けた皿を渡してくれた、うん、天使。

最近仕事が忙しく、それで私が栄養失調にでもなったらいけないと菊がせっせと美味しい料理を作ってくれたんだが(ただし不法侵入)やはり毎日和食を食べていたらふと洋食が食べたくなり、ちょうど仕事が一段落ついたところへのお誘いだ、乗らない訳がない。

「えー、兄ちゃんずるいー俺だってAと料理したい〜！！」

「…ははっ、なら今度三人で料理をしようか、よければ私の家の料理も教えよう。」

そういえば二人は目を輝かせながらいいお返事をしてくれた。
今日はホワイト天使マカロニデーか…と自分でも訳のわからない造語を頭の中で呟く。

ああ、人に教えるのならばちゃんとした本を読んでおかなければ、最後にあの本を使ったのはいつだったか。
そんなことを思い出そうとしながら二人が作ってくれた料理を口に運ぶ、うんうまい。

「よし、じゃあ今度都合がいい日教えろよコノヤロー。」

「約束だからね！」

「ああ、わかってるよ。」

そう返事をすればやった〜！と喜んでくれるマカロニ兄弟を見て思わず笑ってしまう。
やはり人に好かれて悪い気はしないが、いつもこうだったらなあ…と考えてしまう。

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