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RYUYA SIDE
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Aを送り出し
背中が見えなくなるまで見つめていた。
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これで…良かったんだ。
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龍「出てきなよ、ももちゃん。」
も「…あ、ばれてた?」
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後ろの壁からピョコッと出て来たももちゃん。
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も「気づかれてないと思ってたのにー!」
龍「なんとなく気配はしたから(笑)」
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きっとももちゃんは最初から聞いてたはず。
安井の過去も知ったか。
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も「本当に良かったの?
上手くやれば、Aを自分のものにできたかもしれないのに。」
龍「最初は思ったよ。
けどそうした所でAは俺の事ちゃんと愛してくれるかなって…。」
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あのまま奪ってしまおうかと思った。
でも…きっとAの中で安井への感情は消えないと思う。
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龍「好きな人には、幸せになって欲しいし。」
も「…ふふっ、カッコいいよしめ!
流石私が惚れた男だね!」
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私もしめが好きな人と幸せになってくれたらいいなと思ってたんだけどね。と、言いももちゃんは笑った。
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も「さぁ、帰ろ!」
ももちゃんが歩き始めた時
出っ張りに足が躓き、転びそうになった。
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龍「危なっかしいなぁ…。
ほら、俺に捕まってな。」
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俺からももちゃんの手を握り締めると
一瞬驚いた顔をしたけれど
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も「ありがとう」
嬉しそうに目を細めて笑った。
その笑顔に少し胸がドキッとしたのは、本人には秘密で。
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れーな(プロフ) - 泣いちゃいました(´;ω;`) (2015年3月8日 14時) (レス) id: 189d2e4f2b (このIDを非表示/違反報告)
ふまてぃー(プロフ) - この小説すごく好きです!更新楽しみにしてます! (2014年6月27日 19時) (レス) id: 27dc90be38 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃愛 - 続き、待ってます。(泣)急かすようで申し訳ないのですが、早く続きが読みたいです。できれば、移行したらコメください。 (2014年6月22日 0時) (レス) id: 9584fbdc5e (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ひぃたんさん» ノロ更新ですみません(・_・;近々移行しますので、Part6でもよろしくお願いしますッ (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます!!嬉しいです( ´ ▽ ` )感動してくださってよかったです(笑) (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぉれんじゅ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yozakura-mana
作成日時:2014年5月1日 8時