検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:320,868 hit

124 ページ27

.



RYUYA SIDE



.



Aを送り出し


背中が見えなくなるまで見つめていた。



.



これで…良かったんだ。




.




龍「出てきなよ、ももちゃん。」


も「…あ、ばれてた?」



.



後ろの壁からピョコッと出て来たももちゃん。


.



も「気づかれてないと思ってたのにー!」


龍「なんとなく気配はしたから(笑)」



.



きっとももちゃんは最初から聞いてたはず。


安井の過去も知ったか。



.



も「本当に良かったの?

上手くやれば、Aを自分のものにできたかもしれないのに。」




龍「最初は思ったよ。

けどそうした所でAは俺の事ちゃんと愛してくれるかなって…。」



.



あのまま奪ってしまおうかと思った。



でも…きっとAの中で安井への感情は消えないと思う。




.



龍「好きな人には、幸せになって欲しいし。」



も「…ふふっ、カッコいいよしめ!

流石私が惚れた男だね!」



.



私もしめが好きな人と幸せになってくれたらいいなと思ってたんだけどね。と、言いももちゃんは笑った。



.



も「さぁ、帰ろ!」



ももちゃんが歩き始めた時


出っ張りに足が躓き、転びそうになった。



.



龍「危なっかしいなぁ…。

ほら、俺に捕まってな。」


.



俺からももちゃんの手を握り締めると

一瞬驚いた顔をしたけれど



.


も「ありがとう」



嬉しそうに目を細めて笑った。



その笑顔に少し胸がドキッとしたのは、本人には秘密で。



.

Twitter→←123



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (564 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
651人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れーな(プロフ) - 泣いちゃいました(´;ω;`) (2015年3月8日 14時) (レス) id: 189d2e4f2b (このIDを非表示/違反報告)
ふまてぃー(プロフ) - この小説すごく好きです!更新楽しみにしてます! (2014年6月27日 19時) (レス) id: 27dc90be38 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃愛 - 続き、待ってます。(泣)急かすようで申し訳ないのですが、早く続きが読みたいです。できれば、移行したらコメください。 (2014年6月22日 0時) (レス) id: 9584fbdc5e (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ひぃたんさん» ノロ更新ですみません(・_・;近々移行しますので、Part6でもよろしくお願いしますッ (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)
ぉれんじゅ(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます!!嬉しいです( ´ ▽ ` )感動してくださってよかったです(笑) (2014年6月21日 12時) (レス) id: 7ad7e91f76 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぉれんじゅ | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/yozakura-mana  
作成日時:2014年5月1日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。