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しばらくして目を覚ませば、見覚えのない天井。
自分が見知らぬベッドに寝転んでいるというのはすぐに理解できた。
そして、私の手を握りながらベッドの脇でベッドに頭を伏せて寝ているテヒョン。
どうやら、ここはテヒョンの部屋だろうか。
テヒョンを揺らして起こせば、私を見て安心したように笑った。
TH「良かった。もう大丈夫そうだね。
急に倒れるからびっくりしたよ。
図書館の人に話して、連れて帰ったんだ。
Aちゃんの家、分からなかったから俺んちに連れて帰ったよ？
ジョングクには連絡してるから安心して！」
『いろいろ、ご迷惑をおかけしました。
今、何時？』
TH「んー、12時？」
『・・・ん？夜の？』
TH「まっさかー。外をご覧よ。明るいでしょ？」
『・・・え！？私丸1日寝てたの？』
TH「そうそう。お医者さん呼んで見てもらったけど、風邪だろうって。
薬あるから飲もうね。
その前にご飯も食べよう！」
・・・ということは、今日はグクとデートする予定だった日か。
早く帰らなきゃ。
私はベッドから降りて立とうとするが、足元がふらついて倒れそうになる。
TH「何してんの！？まだ寝とかなきゃ！」
テヒョンが慌てて体を支えてくれ、再びベッドに寝転ぶ。
TH「まだ熱あるんだから。無理しちゃダメだよ。
あ、ジョングクに起きたって連絡いれるね。」
テヒョンはスマホを手に取り、何度か画面を押さえ、耳にスマホをあてる。
TH「あー、ジョングク？画像見た？
可愛いでしょ？」
ん？
TH「Aちゃんはもらったよ。ありがとう。」
・・・んん？
それだけ言うと、スマホを切る。
そして、冒頭に戻るわけだ。
『グク、完全に誤解してるよね？
しかも、連絡いれてなかったなら、グク、心配してるんじゃないかな？』
TH「してるだろうねぇ。
Aちゃん、怒られる時は一緒に怒られてね？」
『嫌だよ。』
TH「困ったなぁ。薬飲む前にご飯食べなきゃいけないんだけど、俺、料理できない。」
考え込んでいるテヒョン。
グクに連絡を取りたいが、私の荷物は見当たらないし、歩くことも出来ないし。
グク、大丈夫かな？
すると、インターホンがなる。
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ヤンコチペン - コメント失礼します！ ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました！笑 素敵な作品をありがとうございます！！応援しています！ (2023年4月6日 23時) (
レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります！！くっつきグクさん可愛い！面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました！凄く面白いです！一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております！頑張ってください！ (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月21日 0時
