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ん?盗撮とか犯罪とか、また一段と日本語上手になった?
女子高生たちの顔は一瞬で真っ青になる。
JK「それと、その図書館の人に手を出しているのは、俺です。
邪魔しないでくださいね!オキャクサン!」
笑顔でそう言って、席に戻るジョングクくん。
通りすがりに、私にウインクまでしてくれた。
それはいつもの可愛いジョングクくんだったけど、私は先程のブラック・ジョングクを忘れない。
顔を真っ赤にさせた女子高生たちは、もう一度私をキッと睨んで図書館を出ていく。
できれば、もう来ないでください。
私のことは、どうぞ、忘れてください。
カウンターでは、同僚が嬉しそうに手招きをしている。
あぁ、ほんと。面倒くさいなぁ。
私は大きくため息をつきながらカウンターへと戻っていく。
その後、閉館時間まで、休憩の度に同僚に問い詰められたのは言うまでもない。
JK「お疲れさまでした!」
仕事を終えて図書館を出ると、いつもの場所で座っているジョングクくん。
『さっきは、ありがとうございました・・・』
いろんな意味で。
JK「Aちゃん、面白いね!
女子高生に囲まれて泣くAちゃんをアンパンマンみたいに助けにいくのも良かったんだけどなぁ。」
『何言ってるの?
というか、アンパンマンって・・・好きなの?』
JK「うん、大好き!」
ジョングクくんは当たり前のように手を繋いでくる。
とても自然に当たり前のように繋ぐもんだから、海外の人ってそんなもんなのかなって思うことにした。
ほら、ハグだとか、キスだとか、自然にしてるし!
恋人だから繋ぐってものでもないのかもしれない。
『あーあ、ジョングクくん、ファン減っちゃったね。』
JK「ファン・・・?あぁ、別に良いです。
ファンなんていりません。
ここに、いるんで。」
ジョングクの視線の先は私。
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ヤンコチペン - ぐく氏。それは、ずるいなー。笑 (2023年4月6日 21時) (レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 苗字が堀部だと……? (2019年11月22日 18時) (レス) id: 78b69df457 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - グクが爆イケすぎてたまらん (2019年10月20日 0時) (レス) id: 9473de3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - ぐぅちゃん、、、、ヤバすぎです! (2019年10月15日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
スア(プロフ) - ノンネッコヤって超キュンときますね!君は僕のものって言われてみたいです笑 (2019年10月14日 21時) (レス) id: 088a3a7f93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月13日 14時