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88【JK】 ページ38

良かった。



やっぱり、ヒョンたちは、俺のヒョンだ。






YR「っ、変な噂でも流して、こんなグループ、潰してやるっ。」





顔を真っ赤にしながら、俺たちを睨むユラ。





YG「出来るもんならしてみろ。
俺たちは、もうそんなことで揺れるような弱いグループじゃねぇよ。」








あの頃とは違う。



俺たちはヌナを守れるくらい、強いグループになったんだ。






JN「ユラ。
Aは何度もユラにチャンスをくれたよ?
何度も耐えて、自分を犠牲にして、やり直すチャンスをくれたよ?
それをぶち壊したのはユラだよ。」







だいぶ怒っているらしい長男は、笑顔すらどこかへ忘れ、ユラを睨んでいる。






好きな人に嫌われてしまったユラは、絶望的な表情を浮かべている。







NM「俺たちは、Aを失ったあの時に思ったんだ。
もっと俺らに力があれば。
そうすれば、例え事務所がAのデビューを無くす方針を出したとしても、言い返せたのに。


その時に誓った。

俺たちは世界的に有名になって、もっともっと力をつけて、Aを守るんだって。

Aは俺たちの大切なメンバーだよ。
例え、一緒にステージに立てなくったって、Aは防弾少年団の一員だ。」






何それ。


ヒョンたち、カッコよすぎるでしょ。





ヌナを大切に思っているのは俺だけじゃなかった。


みんな、6年前、ヌナを失って悲しかったんだ。悔しかったんだ。



だから、ここまで頑張ってきたんだ。




ヌナの為に。








YR「っ・・・。」


TH「本当はさ。ユラのこと疑いたくないけど・・・。
こうなった今、どうしても思っちゃうんだ。


ねぇ、なんでAはデビューできなかったの?」





テヒョンイヒョンの冷たい瞳が、ユラを刺す。




YR「それは・・・・。」




TH「・・・まさか、ユラが関わっているわけじゃないよね?」




まさか・・・そんな・・・。






YR「そんなこと知らないわよ。
あの子に実力がなくて、私に実力があっただけ。
私のおかげでこのグループは有名になれたのよ。
オンニがメンバーだったら、こんなに有名にはなっていなかった。」




もう、悲しくなってくる。


ユラ。


俺たちは、ユラのことを大切に思っていたんだよ。


まさか、こんな形で裏切られるとは思わなかった。

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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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ガンちゅう(プロフ) - 更新が楽しみすぎます! (2020年6月12日 23時) (レス) id: cacb4f2dd6 (このIDを非表示/違反報告)
1003 Nina(プロフ) - 更新が待ちきれません!仕事が手につきません!今後の展開が楽しみすぎて何度も最初から読んでしまいます!!! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 6627f3e1a1 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - 展開面白すぎ!!!!!!これからも応援してます!!!!! (2020年6月10日 16時) (レス) id: b117263756 (このIDを非表示/違反報告)
baepehi(プロフ) - 天才ですか、、、、更新楽しみにしています!!! (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2475336dba (このIDを非表示/違反報告)
はしメイ(プロフ) - あぁそうだった。誘われて入ったんだった。。。そうじゃん(ノД`)失念してました (2020年6月10日 11時) (レス) id: 3deb5fbbfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年6月6日 21時

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