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しばらくジョングクの病室でジンさんと話した後、ジンさんがアパートまで送ってくれた。




アパートでは、テヒョンさんとジョングクが2人でゲームをしていた。







JK「ヌナ!おかえりなさい!!ヒョンに何もされなかった?」


JN「何だよ、それ!僕が何かをするわけないだろ!!」


TH「ヒョン、しれーっと優しくして、虜にしちゃうからなぁ。怖い怖い。」


JN「お前らの中の僕のイメージって!」









ジンさんとテヒョンさんが帰って行き、ジョングクとご飯を食べてソファに2人で座る。




JK「ヌナ、料理上手になりましたね。」


『そう?』




余裕かました顔をしているが、内心はめちゃくちゃ喜んでいる。



ジョングクに美味しいって言ってもらいたくて、毎日、調べまくってるからね。








JK「どうでした?僕の本体。
ちゃんとかっこよかったです?」



私の隣でにっこり笑うジョングク。



同一人物なのだけど、やはり別人のように見えてしまう。





『かっこよかったよ。傷も結構治ってるみたいだし。
多分、本体に戻った時、痛くないと思うよ。』





JK「それは良かったです、
ところで、ヌナ。泣きました?」



急に聞かれ、ドキリとする。





ジンさんが買ってきてくれた冷たい飲み物のペットボトルで冷やしたし、鏡で確認したけど、いつもと変わらない目をしてた。



泣いたの、バレないと思ったのだけど。




JK「ヌナ、涙の匂いがします。」


『・・・え。それ、どんな匂い?』



JK「なんか、甘い匂いです。
ヌナは、元々凄い甘い匂いがするんですけどね。」



そう言って、私の顔に自分の顔を近づけて匂っているジョングク。




犬ですか、あんたは。




ジョングクの顔を両手で押しのける。





『泣いてなんかないよ。涙の匂いなんてするわけないよ。』



JK「なんか、この体になって、匂いには敏感なんですよ。
嘘はつかないでください。」




ジョングクは私をじーっと見てくる。





ジョングクの純粋な綺麗な瞳に見られれば、もう逃げようがない。






『ちょっとだけ、泣いた。』


JK「それは、何で?」



『・・・ジョングクが、早く戻りますようにって思って。』




JK「僕が元に戻ると、もう一緒に暮らせないのに?」


少しだけ寂しそうな顔をするジョングク。


ジョングクはメンバーと宿舎で暮らしているわけだから、元に戻ればもう、一緒に寝ることもご飯を食べることも無い。

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にこ - 伏線?っていう程でもないんやけど((失礼過ぎますごめんなさい)本屋さんとかのんが、『あ、そういうことか!!!』ってなって面白かったです!これからも頑張ってください!応援しています! (2020年8月13日 22時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 千晃さん» コメントありがとうございます!思い出しても、相手を思って我慢するジョングク・・・幸せになって欲しいですね。努力します! (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - カナタさん» ありがとうございます!作者的にも2人ともに幸せになって欲しいのです。・・・うう。努力します。 (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ぽんぽんさん» 報告、ありがとうございます!!報告嬉しいです! (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パクちーさん» ありがとうございます!深夜にごめんなさい!!切なくしてしまいがちで・・・すみません。 (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年3月1日 22時

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