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156. ページ6

もしかしたら、それが無ければ、少しずつ出来事が捻れていって、私とオッパが付き合わない未来がやってきていたかもしれないし。


バタフライエフェクト。


どんな小さな出来事でも、未来に大きな影響を与える可能性がある。


なら、やはり過去も受け入れていかなければならないだろう。




そう思える余裕があるのも、今のオッパが私を大切に思い、愛してくれていると私に教えてくれているからだ。









YN「・・・ムカつく。」


ユナさんは私を睨み、倉庫を出ていく。


ユンギさんは、ユナさんを怒ろうとしたが、私はそれを止めた。




YG「お前、あいつのしたこと許すのかよ。」


『結局、オッパたちが助けてくれたので、何も無かったですし。
大丈夫です。
あの人はもう、こんなことしませんよ。』




怖さを知ったのだから。


きっと、心の中で反省しているだろう。




JK「まぁ、1発くらいは引っぱたいて良かったんじゃない?」


オッパの指先が頬に触れ、ピリっとする。




『“先生”がそういうこと言いますか?』


JK「ほっぺ、凄い腫れてる。」



心配そうに私の頬を眺めるオッパ。


ユナさんと男に叩かれ、両頬が腫れてるはずだ。


もしかしたら、私はアンパンマンになっているかもしれない。


しかも、頭突きしたせいで額も少しズキズキしている。





JK「旅館に帰って冷やそう?」


『はい。デート・・・行きたかったです。』


楽しみにしていたのになぁ。


きっと、この分だと旅館でゆっくりして終わりそうだ。


さすがの私も、観光する気分ではない。



オッパは少しだけ目を見開き、笑う。




JK「これから、何度だって、デートできるよ。
それより今は、Aの消毒の方が大切。」



消毒?





YG「だから、ジョングク!
お前、人前で堂々とそんなこと言うな。」


JK「思ったことは口にしないと気が済まないので。
ヒョンが耳を塞げばいいでしょ?」





2人と一緒に旅館に帰り、オッパと部屋に戻る。





ここを出る時には、まさかこんなに早く、しかも頬を腫らして帰ってくるとは思わなかった。


オッパが、ユンギさんに持ってきてもらった冷却シートを、私の両頬と額に貼る。



そして、自分で貼ったくせにそれ見て笑っている。くそう。




『どれだけ笑うんですか。』



JK「ごめん。結構、面白いよ?」





『あのですね、彼女が誘拐されて怪我しているというのに、何でそんなに笑っているんですか。』

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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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りぃ - ああ涙が止まらないよおお(;;)勿論グクと○○ちゃん結ばれてよかったんだけどジミンが記憶戻ったところ大泣きしてしまったー!!( ; ; )よかったほんとに、、!!今まで読んできた小説でいちばんです! (2021年5月2日 18時) (レス) id: 6a137e9fb7 (このIDを非表示/違反報告)
chan(プロフ) - 泣きました。作者さん最高です! (2021年4月22日 0時) (レス) id: 13c40b890a (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - ジミナー!って色んな涙が出ました! (2021年4月1日 22時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 今まで色んな小説を読んできてこんなに心が揺さぶられた小説は初めてでした!!!!本当に本当に面白くて読んでる最中は凄く泣けてきて本当にこの小説に出会えて良かったです!!!!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
miki-miki(プロフ) - まゆうさんのお話を読み始めてから他の事が一切できなくなりました…。面白すぎて読み終わるまで何も手にくださいつかないです…。全ての作品を読み終わる頃には、廃人になってしまいそうです…w感想沢山食べありますがとても語りきれないので最高でした!!とだけ…! (2020年10月4日 16時) (レス) id: 969190ed48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年2月14日 23時

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