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180. ページ30

また会おうと約束して、私たちは病院に戻った。




もちろん。

病院の先生には怒られたけど、お母さんたちは笑っていた。


さすが、私たちの娘とその彼氏だと。


どれだけ、オッパのことを気に入ってるんだか。







安静にする為数日だけ入院をして、退院をした。


次の日学校へ行けばもちろんジミンはいないけれど、テヒョンがいるし、話せるわけではないけれど、オッパがいる。




寂しいけれど、私は前を向くことが出来る。


空席になった隣の席には、テヒョンが座るようになった。






久しぶりのバイトへ行けば、ソクジンさんが飛びついてきた。



JN「Aちゃん!!!おかえりっ!!」


『うっ、ソクジンさん、お見舞いに何度も来てくださって、ありがとうございましたっ』


YG「馬鹿ですか。Aが苦しそうでしょ。」


ソクジンさんを引き剥がしてくれるユンギさん。


ユンギさんも、何度もお見舞い来てくれた。




『ユンギさん、お見舞いありがとうございました。』


YG「いや。お前がいないのは寂しいからな。帰ってきて良かったよ。」



目を細めて微笑むユンギさん。


復帰早々、ユンギさんの砂糖の部分を見られるなんて、幸せです。


いつものようにせっせと働いていると、ソクジンさんが私を見ながら言う。




JN「・・・Aちゃん、変わったね。」


ソクジンさんに急にそんなことを言われ、ドキリとする。


だってそれは、夢の中のソクジンさんにも言われた言葉だから。



『そうですか?』




JN「うん。更に強くなったね。
ジミンのこと、少し引きずるか心配したけれど、しっかり前を向いてる。
良かった。」



『ジミンがいなくなったのも、記憶をなくしたのもショックでしたが、でも、ジミンとはまた仲良くなれると思うんです。
前のジミンの記憶は私の中にありますし・・・私はしっかり前を向いて生きていこうと思います。』



JN「ジョングクが選んだ子がAちゃんで良かった。
ジョングクにはAちゃんみたいな子が良いんだよ。」





にっこり嬉しそうに微笑むソクジンさん。



夢の中でも言ってくれたけど、その言葉は本当に嬉しい。


オッパの彼女が私なんかでいいのかと、悩むこともあったけれど、最近は前より、自分に自信を持てるようになった。



オッパの彼女は私だ。





私以外の女がオッパの彼女になるのは絶対に嫌だ。

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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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りぃ - ああ涙が止まらないよおお(;;)勿論グクと○○ちゃん結ばれてよかったんだけどジミンが記憶戻ったところ大泣きしてしまったー!!( ; ; )よかったほんとに、、!!今まで読んできた小説でいちばんです! (2021年5月2日 18時) (レス) id: 6a137e9fb7 (このIDを非表示/違反報告)
chan(プロフ) - 泣きました。作者さん最高です! (2021年4月22日 0時) (レス) id: 13c40b890a (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - ジミナー!って色んな涙が出ました! (2021年4月1日 22時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 今まで色んな小説を読んできてこんなに心が揺さぶられた小説は初めてでした!!!!本当に本当に面白くて読んでる最中は凄く泣けてきて本当にこの小説に出会えて良かったです!!!!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
miki-miki(プロフ) - まゆうさんのお話を読み始めてから他の事が一切できなくなりました…。面白すぎて読み終わるまで何も手にくださいつかないです…。全ての作品を読み終わる頃には、廃人になってしまいそうです…w感想沢山食べありますがとても語りきれないので最高でした!!とだけ…! (2020年10月4日 16時) (レス) id: 969190ed48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年2月14日 23時

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