先生を独り占め。 ページ15
防弾保育園では、５歳児以外はお昼寝の時間がある。
お昼ご飯を食べた後は、パジャマに着替えて布団に寝転がる。
その時間は大体、ソクジン先生と５歳児２人は別室で本を読んだりブロックをしたりして遊んでいる。
私は３人を寝かしつける。
JM「せんせえ、きょうは、じみんあとでいい。」
いつもは一番にトントンして欲しいというジミンくんが、布団に寝転がるなりそう言う。
TH「じゃあ、てていちばぁん！」
JK「ぐくも！！！」
『わかった。じみんくん、あとでいくね！』
JM「まってる。ねてたら、おこしてね。」
布団に入って小さな手を振っているジミンくんが可愛い。
右手でジョングクくん、左手でテヒョンくんをトントンする。
ジョングクくんは起こしてもなかなか起きないくらい寝ることが大好きなので、すぐに入眠した。
テヒョンくんも、少しずつ瞼が閉じていって、少しすれば寝息が聞こえてくる。
『ジミンくん、お待たせ。』
既に寝た２人を起こさないように小さな声でジミンくんに声をかけ、ジミンくんの横に座る。
JM「せんせえ、まってた！」
にっこーと目を細めて微笑むジミンくんに、つい口に手を当てて可愛さを噛みしめる。
なに、この天使。
『今日、何で、後でいいって言ったの？』
ジミンくんを寝かしつけながら、聞く。
ジミンくんは少し照れ臭そうに布団で顔半分を隠しながら、モゴモゴ喋る。
JM「こうしたら、Aせんせえを、ひとりじめできるでしょ？
ぼく、せんせえがだぁいすきだから。」
あ、これやばい。本格的に心を奪われたやつだ。
JM「せんせえはぁ？じみんのこと、すき？」
心配そうに首を傾げるジミンくん。
心配しなくたって、私は言葉で伝えられないくらい、ジミンくんのことが大好きだよ。
『凄く、大好き！』
JM「へへっ、うれしいなぁ。」
ジミンくんはにっこり笑い、そのまま目を閉じて眠りについた。
寝顔も天使だなぁ。
私がどれだけみんなのことが好きなのか、大切に思っているのか、みんなに全部全部伝わればいいのだけれど。
ジミンくんの頭を優しく撫でれば、眠りながら幸せそうに笑った。
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SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
